2017年5月23日火曜日

衝撃、一発は怖い

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スポニチ 2017年5月21日 19:20
八重樫 1回TKO負けで王座陥落 暫定王者メリンド「こんなに序盤で終わるとは」
プロボクシングIBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦   王者・八重樫東―暫定王者ミラン・メリンド ( 2017年5月21日    有明コロシアム )
 プロボクシングのダブル世界戦は21日、東京・有明コロシアムで行われ、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は王者の八重樫東(34=大橋)が暫定王者のミラン・メリンド(29=フィリピン)に1回2分45秒、TKOで敗れ、王座から陥落した。
 八重樫は1回に左右のフックをもらい最初のダウンを奪われると、左アッパー、右ストレートで計3度のダウンを喫し、レフェリーが試合を止めた。
 通算戦績は八重樫が31戦26勝(13KO)6敗、メリンドは38戦36勝(13KO)2敗となった。
 ▼八重樫東の話 実力がなかったということ。コンディションは悪くなかった。命を懸けて常に闘っているので、悔いがないと言えばうそになる。
 ▼ミラン・メリンドの話 とてもうれしい。チームのみんなにも感謝したい。八重樫はタフなので、こんなに序盤で終わるとは思わなかった。ボディーを嫌がっているのは分かっていた。

https://goo.gl/jsqO5v
スポニチ 2017年5月21日 20:00
1回TKO負けの八重樫「自分が弱かった」今後は明言せず
プロボクシングIBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦   王者・八重樫東―暫定王者ミラン・メリンド ( 2017年5月21日    有明コロシアム )
 プロボクシングのダブル世界戦は21日、東京・有明コロシアムで行われ、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は王者の八重樫東(34=大橋)が暫定王者のミラン・メリンド(29=フィリピン)に1回2分45秒、TKOで敗れ、王座から陥落した。
 八重樫は1回に左右のフックをもらい最初のダウンを奪われると、左アッパー、右ストレートで計3度のダウンを喫し、レフェリーが試合を止めた。
 八重樫は「自分が弱かった。力のなさが出た。厳しい戦いになるとは思っていたが、予想通りというか予想以上だった」と語り、試合では「最初のフックは覚えている。そこからはうろ覚え」と振り返った。
 今後については「やりたいなと思ったらやるし、もういいと思えば辞める。ずっと勝ち続けてきた人間ではないので、負け慣れている部分もある。いろいろな山を越えてきて、また大きな山があったんだなと」と明言はしなかった。

https://goo.gl/kU7pYu
スポニチ 2017年5月21日 22:48
八重樫敗れ…ライトフライ級日本勢独占は1日で終わる
 20日に拳四朗(BMB)が世界ボクシング評議会(WBC)の王者となり実現した日本勢によるライトフライ級の世界主要4団体王座独占は、八重樫の負けにより“一日天下”で終わった。リングサイドで見守った3人は驚きを隠せなかった。
 拳四朗は「一発は怖い。衝撃的だった」とぼうぜんとした。20日に初防衛に成功した世界ボクシング機構(WBO)の田中恒成(畑中)は「びっくり。何て言っていいか」と信じられない様子。世界ボクシング協会(WBA)の田口良一(ワタナベ)は「リスペクトしていたので勝ってほしいと思っていた」とショックを語った。

https://goo.gl/0Tmgbo
スポニチ 2017年5月22日 05:30
メリンド驚き、正規王者昇格「八重樫はタフなファイターだと…」
IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ   ○暫定王者ミラン・メリンド 1回2分45秒TKO 王者・八重樫東● ( 2017年5月21日    有明コロシアム )
1R、フィニッシュブローとなった左フックからの右を叩き込むメリンド
Photo By スポニチ
 鮮やかなKOで正規王者に昇格したメリンドは「八重樫はタフなファイターだと思っていたので、こんな序盤に終わる試合になるとは」と驚きの表情。「(最初のダウンを奪った)左フックは相手のリアクションで効いたことが分かった。八重樫の強いダブルフックを、自分の左アッパーで封じることができたのが勝因」と分析してみせた。
 他の主要3団体の王者は日本人だが「自分が一番強い、という自信がある。戦いたいという選手なら誰とでも試合をしたい」と統一戦への意気込みも示した。

https://goo.gl/dc9iC0
スポニチ 2017年5月22日 05:30
八重樫、世界最速負け 激闘王ぼうぜん…1回2分45秒TKO
IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ   ○暫定王者ミラン・メリンド 1回2分45秒TKO 王者・八重樫東● ( 2017年5月21日    有明コロシアム )
 IBF世界ライトフライ級王者・八重樫東が暫定王者のミラン・メリンドとの統一戦に1回TKO負けした。3度ダウンし、2分45秒での決着はライトフライ級世界戦の最短KOタイム。“激闘王”は持ち味を発揮できず、3度目の防衛に失敗した。今後の去就については明言せず、引退の可能性も含め休養しながら考える。ライトフライ級は前日20日に拳四朗がWBC王者となり、主要4団体の王座を日本人が独占したが、一夜で崩れた。
 激闘を見慣れたファン、長い戦いを予期していたメリンド、そして誰より八重樫本人があっけに取られた。全く見せ場をつくれないまま2分45秒での惨敗。「こんなに早く終わると思わなかった」と言うのが敗者の偽らざる心境だった。
 序盤でメリンドの左ボディーアッパーを食らい、「ボディーは強い。集中しよう」と警戒感を強めた直後だった。1分30秒、懐に飛び込んだところでテンプルに左フックを浴びてダウン。「最初のフックは覚えている。そこからはうろ覚え」。ダメージが残ったまま、左アッパーで追撃されて再びダウン。最後はきれいにワンツーを打ち抜かれた。終了のゴングを聞きながら「何ラウンドで倒されたかも分かってなかった」と試合を止めたフェリーをぼうぜんと見上げた。
 昨年4月に左肩を痛めて、11月にメリンドが暫定王座に就いた。昨年末のサマートレック(タイ)とのV2戦ではまだ万全ではなかったが、完治した今回は肩周りの可動域を広げるトレーニングにも積極的に取り組んできた。調整に不安はなく「力のなさが出た。自分が弱かった」と認めるしかなかった。
 「ずっと勝ってきた人間ではないので」と2年半ぶりの6敗目に絶望的なショックがあるわけではない。ただし淡々とした口調で「もういいかなと思えばスパッとやめるかも」とも言った。4度目の世界王座奪取は心を奮い立たせる材料となるのか。34歳のベテランは再起する理由もまたすぐには見つけられないようだった。
 ≪30年ぶり1秒更新≫八重樫がメリンドにライトフライ級の世界戦最短記録となる1回2分45秒TKO負け。従来は87年3月1日にWBA王者・柳明佑(韓国)がエドワルド・ツニョン(パナマ)に1回2分46秒でTKO勝ちしており、メリンドは30年ぶり1秒更新となった。

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