2017年5月23日火曜日

現実の厳しさ

https://goo.gl/ZMhZ76
日刊スポーツ 2017年5月21日20時4分
八重樫東、同級史上最短1回TKO負け 防衛失敗
<プロボクシング:IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇21日◇有明コロシアム
 IBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(34=大橋)が、挑戦者の暫定王者ミラン・メリンド(29=フィリピン)に1回TKOで敗れ3度目の防衛に失敗した。
 2分45秒は同級の世界タイトル戦の最短KOタイムで、柳明佑(韓国)が87年3月、WBA王座防衛戦でエドワルド・ツニョン(パナマ)を2分46秒で倒した1987年3月1日の記録を1秒上回り、30年ぶりに更新する結果となった。
 1回、相手の出方をうかがう八重樫だったが、残り1分26秒で左フックをもらい最初のダウンを奪われる。さらに残り1分、左アッパーで2度目のダウン。残り23秒で3度目のダウンを食らい、まさかの敗戦となった。

https://goo.gl/HJ8zT8
日刊スポーツ 2017年5月21日22時2分
井上3回TKOでV5、八重樫敗戦/ボクシング詳細
<プロボクシング>◇21日◇有明コロシアム
 WBOスーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は同級2位のリカルド・ロドリゲス(米国)に3回TKO勝ち。5度目の防衛に成功した。

 IBFライトフライ級王者の八重樫東(大橋)は3度目の防衛戦で、暫定王者ミラン・メリンド(フィリピン)との統一戦に臨み、1回に3度のダウンを奪われまさかのKO負け。3度目の防衛はならなかった。
◆WBO世界スーパーフライ級タイトル戦
井上尚弥
(24=大橋、同級王者)
3回TKO リカルド・ロドリゲス
(27=米国、同級2位)
<2回>途中、井上はサウスポースタイルにチェンジし、左ストレートを相手顔面にヒットさせる
<3回>残り2分23秒、井上は左フックで1度目ダウンを奪う。残り2分01秒、左フックをあごにヒットさせ2度目のダウン。レフェリーストップとなり3回TKO勝ち。5度目の防衛戦に成功した。

◆IBF世界ライトフライ級タイトル戦
八重樫東
(34=大橋、同級王者)
1回TKO ミラン・メリンド
(29=フィリピン、暫定王者)
<1回>残り1分30秒すぎ、八重樫は打ち合いから左フックを食らって1度目のダウン。残り1分、左アッパーをアゴから顔面付近にもらって2度目のダウン。残り23秒すぎ、左ジャブから右ストレートを顔面に受けて3度目のダウン。無念のTKO負けとなった。

https://goo.gl/H3XBxi
日刊スポーツ 2017年5月22日9時56分
八重樫東1回陥落も「限界と思わない」進退明言せず
<プロボクシング:IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇21日◇有明コロシアム
 IBF世界ライトフライ級王者八重樫東(34=大橋)は暫定王者ミラン・メリンド(フィリピン)との統一戦に1回2分45秒TKO負けし、3度目の防衛に失敗した。
 まさかが2日続いた。世界戦13戦目の八重樫が3つ目の王座を陥落した。それも3度ダウンでの初回TKO。最初は左フック。続いて左アッパー。最後は右ストレートに吹っ飛んだ。前夜に4団体のライトフライ級王座を日本人が独占も“1日天下”に終わった。
 「実力不足。技術の差」。八重樫は素直に完敗を認めた。「左フックの後はうろ覚え。何回か分からなかった」と記憶も飛んだ。いつも腫らす顔はきれいなまま。「こんな早くダメージのない終わり方は…。風を感じる前に、派手に散りました」と苦笑いが続いた。
 最近は1カ月の単身生活で試合に集中し、勝利後に家族をリングに上げてきた。前日は2人の子供の小学校が運動会だった。小6の長男圭太郎君は騎馬戦の大将に障害物競走で1位。「泣いていた。運動会も行けず申し訳ないが、現実の厳しさを感じてもらえれば」。パパの顔になった。
 暫定王者との統一戦に危機感はあった。公開練習で「周りも含めて緊張感を持ち、気を引き締めたい」と陣営にも警報を出していた。実はゴールデンウイーク中にアクシデントもあった。朝練後の体力回復にジムで酸素カプセルに入ると、突然胃痛に襲われた。大橋会長が慌てて救急車を呼んだ。到着前に痛みは収まったが、搬送先の病院で突発性胃けいれんと診断された。翌日から練習できたが、V1戦前は左肩を痛め、V2戦は間隔を空けた。34歳で31戦目で「年ですから」と勤続疲労はある。
 4月に開いたカフェバーの名は「COUNT(カウント)8」。世界戦5敗目と何度も山を越えてきた。「限界とは思わない。ニーズ、奮い立たせるものがあればまた立ち上がる。なければスパッと」。進退は明確にしなかったが、この試合も2度は立った。激闘なき陥落に悔いを感じさせた。

https://goo.gl/43B8BF
日刊スポーツ 2017年5月22日10時28分
八重樫東を倒したメリンドびっくり「こんな序盤で」
<プロボクシング:IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇21日◇東京・有明コロシアム
 IBF世界ライトフライ級王者八重樫東(34=大橋)は暫定王者ミラン・メリンド(フィリピン)との統一戦に1回2分45秒TKO負けし、3度目の防衛に失敗した。
 メリンドは圧巻の1回TKO勝ちで、日本人がライトフライ級の主要4団体王座を独占した状況を1日で終わらせた。3度のダウンを奪い、統一戦に完勝した29歳は「八重樫はタフなので、こんなに序盤で終わると思わなかった」と、顔をほころばせた。年齢的にはベテランの部類に入るが「まだまだ自分は成長中だ。強くなることをモチベーションに闘っている」と力強かった。

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