2016年5月11日水曜日

スパーリングもできずに試合に臨む

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スポーツ報知 2016年5月8日19時28分
八重樫は判定で初防衛に成功…ダブル世界戦
 ◆プロボクシング ダブル世界戦 ▽IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇八重樫東(判定 2―1)マルティン・テクアペトラ●(8日、東京・有明コロシアム)
 IBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(33)=大橋=が、初防衛に成功した。世界初挑戦の同級11位マルティン・テクアペトラ(26)=メキシコ=に2―1(116―113、115―113、113―115)の判定で、辛くも勝利した。
 序盤から向かってきたテクアペトラに王者も応戦。“激闘王”の異名を取る八重樫らしい激しい打ち合いとなった。八重樫はリング上のインタビューで「やっぱりボクはこういう戦いしかできない。最初はいいところを見せようと思ったが、ダメでした。もっと圧倒できる試合をできるよう頑張っていきたい」と話した。八重樫の戦績は24勝(12KO)5敗、テクアペトラは23勝(15KO)5敗となった。

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スポーツ報知 2016年5月8日20時43分
八重樫に敗れたテクアペトラ「ノーダメージ。明日にでも再戦したい」
 ◆プロボクシング ダブル世界戦 ▽IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇八重樫東(判定 2―1)マルティン・テクアペトラ●(8日、東京・有明コロシアム)
 世界初挑戦のIBF世界ライトフライ級同級11位マルティン・テクアペトラ(26)=メキシコ=が、王者・八重樫東(33)=大橋=に1-2の判定で惜敗し、王座獲得はならなかった。
 序盤から果敢に攻め立て、打撃戦に持ち込んだ。無尽蔵のスタミナと豊富な手数で八重樫を後退させる場面もあったが、あと一歩、及ばなかった。
 試合後、控室で「勝ったと思った。採点にはすごく不満だ」と怒りをぶちまけ、「八重樫のパンチは強くなかった。俺はノーダメージだ。明日にでも再戦したいぐらいだ」と納得のいかない様子だった。

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スポーツ報知 2016年5月9日6時0分
八重樫が初防衛…こどもの日と母の日をまとめて祝福
 ◆プロボクシング ダブル世界戦 ▽IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇八重樫東(判定2―1)マルティン・テクアペトラ●(8日、東京・有明コロシアム)
 IBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(33)=大橋=が、首の皮一枚つないで初防衛に成功した。同級11位マルティン・テクアペトラ(26)=メキシコ=と、終始打撃戦を展開し、2―1の小差判定勝利を飾り、ベルトを死守した。八重樫の戦績は24勝(12KO)5敗、世界初挑戦だったテクアペトラは23勝(15KO)4敗となった。
 “ド突き合い”しか勝利の道はなかった。最終12回、八重樫は両拳を止めず、上下左右にパンチの雨を浴びせる。ジャッジ2者が2~3ポイント差を付けた小差判定勝利に「やっぱり激闘になっちゃった」と嘆き、「何よりの収穫は生き残ったこと」と悔しげに言った。
 3度目となる初防衛戦は序盤から動きが硬く、「頭と体が分離した。何がいけなかったか分からない」と攻略の糸口が見つからず、愛称の“激闘王”にならざるを得なかった。心拍数30台のマラソン選手並みの心肺機能を誇る挑戦者との我慢比べ。後手を踏み、採点結果を待つ間も「2回の時点で計算が狂った。勝っているか分からなかった」と息が詰まる思いをした。
 試合への重圧に加え、試合11日前の事件に心が揺れた。母校・拓大の3学年上の先輩、前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(36)=ワタナベ=の王座陥落劇。尊敬してやまない内山が3度も倒される姿に「衝撃を受けた。これが世界戦の怖いところ」と語った。
 ショックの余韻が残る中、「内山先輩は勝って当たり前と思う試合をクリアしてきた。負けてからあの人の大きさに気づいた」と大一番に前を向くだけ。拳でメッセージを送りたかったが、「先輩に誇れるような試合ではなかったです」と辛勝を悔やんだ。
 約2か月前から彩夫人(32)、3人の子供と離れてジム近くのマンションで恒例の単身生活を送った。リングに上げた長男・圭太郎君(10)からねぎらわれ、「子供たちを世話する妻には本当に迷惑かけているし、圭太郎も大変だと思う。ありがとうございます」と感謝。こどもの日と母の日をまとめて勝利で恩返しができた。

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スポーツ報知 2016年5月9日17時43分
ダブル世界戦一夜明け…井上の両拳は赤く腫れていた
 8日のダブル世界戦で2度目の防衛に成功したWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23)と初防衛に成功したIBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(33)=ともに大橋=が9日、横浜市内のジムで一夜明け会見を開いた。
 井上は試合中に両拳を痛めながらも、指名挑戦者のカルモナ(メキシコ)から最終回にダウンを奪って大差の3―0判定勝ち。だが世界戦で初めてKO勝ちを逃し「やっぱり倒しきりたかった」と悔しさをにじませた。両拳は腫れていたが「これは打撲。1か月もすれば痛みも取れて練習を再開できると思う」と軽傷を強調。「拳は使えなくてもそれ以外はできる。1週間休んで再開したい」と意欲的に話した。
 一方の八重樫は試合の約3週間前に左肩を負傷し、その後はスパーリングもできずに試合に臨んだことを明かした。厳しい状況の中でベルトを守り「生き残れたのが一番の収穫」としながらも、「反省点だらけで、いろんなことを見直す必要がある」と話した。
 「これを次に生かせば経験になる」。次こそは「3階級制覇」の看板にふさわしい勝利を見せる。

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スポーツ報知 2016年5月10日6時0分
井上、年内米進出!VSロマゴンも
 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23)=大橋=が9日、年内にも米国進出する可能性が浮上した。両拳を痛めながらのV2成功から一夜明け、横浜市内の所属ジムで会見。大橋秀行会長(51)は「(米国で)やらない手はない。(年内に)できれば」と考えを示した。初防衛に成功したIBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(33)=大橋=は左肩に負傷を抱えていたことを明かした。
 試合中に両拳を負傷しながらダウンを奪い、大差判定勝ちして「怪物」ぶりを証明した井上の夢が広がりそうだ。大橋会長はこの日、「こんな(すごい)選手はいない。鎖国していたら笑われちゃう。やらない手はない」と米国進出を目指すことを明言。さらに「(年内に)やれれば」と話した。
 4月に米専門誌「リングマガジン」のパウンド・フォー・パウンド(全階級を通じての最強選手)で9位に入り、本場での評価も高い井上。トップには無敵の世界3階級制覇で現WBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がいる。井上も対戦に意欲的で、大橋会長は「みんな期待しているから」と来年までは階級を上げずに夢の対戦を待つ意向だ。
 井上は両拳を赤く腫らせて登場。だが「打撲だと思う。1か月もすれば痛みも取れて練習を再開できると思う」と軽症を強調した。今後については「今年は防衛戦と、できれば統一戦をやりたい」と希望。「拳を使わない練習はできる。1週間休んで再開したい」と意欲的だった。

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