スポニチ 2016.5.8 19:31
八重樫、初防衛に成功!テクアペトラに判定勝ち/BOX
ボクシングのダブル世界タイトルマッチ各12回戦が8日、東京・有明コロシアムで行われ、国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級王者の八重樫東(大橋)が同級11位の挑戦者マルティン・テクアペトラ(メキシコ)に2-1(116-113、115-113、113-115)の判定で初防衛に成功した。http://goo.gl/w39QNb
スポニチ 2016.5.9 05:01
八重樫、初防衛!判定2-1の壮絶打ち合い「生き残った」/BOX
プロボクシング・ダブル世界戦(8日、東京・有明コロシアム)IBF世界Lフライ級王者の八重樫東(33)=大橋=が、同級11位の挑戦者マルティン・テクアペトラ(26)=メキシコ=を2-1の判定で下し、初防衛に成功した。また、WBO世界Sフライ級王者の井上尚弥(23)=大橋=は、同級1位の挑戦者ダビド・カルモナ(25)=メキシコ=に判定勝ちして、2度目の防衛を果たした。被弾を恐れず、相手の懐に飛び込み、足を止めて果敢に打ち合う。八重樫が最後までニックネームの“激闘王”にふさわしい戦いを繰り広げ、判定2-1の辛勝で初防衛に成功した。
「ジャブをもらいすぎたし、高いパフォーマンスを見せられると思ったけど、何もいいところがなかった。収穫は生き残ったことだけ」
特別な気持ちでリングに立った。4月27日、拓大の3学年先輩、内山高志(36)=ワタナベ=が12度目の防衛戦でWBA世界Sフェザー級王座から陥落。大学時代はともにエリートではなかったが、努力ではい上がる先輩の背中を追い続けてきた。
一度は引退を考えたこともあるだけに、「後輩として刺激になる試合をする」。先輩への恩返しは、持ち前の闘志を見せるしかない。後輩としての責務を十分に果たした。
V1戦に備えて2カ月の“単身生活”が続いた。試合後のリングで再会した3人の子供に誓った。
「これからも(家族に)迷惑をかけるけど、次は圧倒できる試合をする」
苦い味の勝利で、33歳の父に新たな闘志が湧いてきた。
八重樫に敗れたマルティン・テクアペトラ(メキシコ)
「結果を悲しく思う。可能なら、あしたにでも再戦したい。八重樫のパンチは強くなく、ダメージはなかった」
八重樫 東(やえがし・あきら)
1983(昭和58)年2月25日生まれ、33歳。岩手・北上市出身。黒沢尻工高でボクシングを始め、2005年プロデビュー。07年にWBC世界ミニマム級王座に挑戦し判定負け。11年10月にWBA同級王座、13年4月にWBC世界フライ級王座を獲得し2階級制覇。14年12月に1度王座挑戦に失敗も、昨年12月にIBF世界Lフライ級王座を獲得し3階級制覇を達成。プロ戦績29戦24勝(12KO)5敗。右ボクサーファイター。1メートル60・8。
http://goo.gl/ZPKxWW
スポニチ 2016.5.9 17:48
井上尚弥、2度目防衛から一夜明け「今後につながる」/BOX
世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級で2度目の防衛を果たした王者の井上尚弥、国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級王座を初防衛した八重樫東(ともに大橋)が世界戦から一夜明けた9日、横浜市内で記者会見し、試合中に両拳を痛めてKO勝ちを逃した井上尚は「(負傷で)闘い方を考えながら勝てたことは今後につながる」と安堵した。23歳の王者の両拳は赤く腫れていた。「1カ月もすれば痛みは引くと思う」と冷静に話し、会見後は病院に向かった。
小差の判定だった33歳の八重樫は、左肩周りに痛みを抱え、麻酔を打って試合に臨んだことを明かした。「勝って、まだ続けられる道が開けた。今後は治療で少し休む」と述べた。
http://goo.gl/1082gK
スポニチ 2016.5.10 05:01
八重樫、左肩治療に集中 次戦は12月の見込み/BOX
プロボクシングのダブル世界戦(8日)で、2度目の防衛を果たしたWBO世界Sフライ級王者の井上尚弥(23)、初防衛したIBF世界Lフライ級王者の八重樫東(33)が9日、横浜市内の大橋ジムで一夜明け会見を開いた。2-1の判定で初防衛に成功した八重樫は3週間前に左肩の肩甲下筋、関節唇を損傷し、全治2カ月と診断されたことを明かした。その後、スパーリングもできず、麻酔を打って試合に臨んだという。「左アッパーを打つと肩に痛みが走った。けがはつきものとはいえ、(苦戦の)言い訳にはならない」。今後は治療に集中するため、次戦は12月になる見込み。
http://goo.gl/ZHP3i7
スポニチ 2016.5.10 05:02
井上尚弥にバンタム級転向プラン!9月にも前王者と再戦/BOX
プロボクシングのダブル世界戦(8日)で、2度目の防衛を果たしたWBO世界Sフライ級王者の井上尚弥(23)、初防衛したIBF世界Lフライ級王者の八重樫東(33)が9日、横浜市内の大橋ジムで一夜明け会見を開いた。9月にも次戦が控える井上について、大橋秀行会長(51)は再来年以降に1階級上のバンタム級への転向プランがあることも明かした。すがすがしい表情で井上が姿を見せた。試合中に両拳を痛めるアクシデントに見舞われ、5度目の世界戦で初めて12回を戦った影響か、前夜は早々に帰宅したことを明かし、「意外にぐっすり眠れた」と笑顔だった。
両拳はナックル部分を中心に赤く腫れていた。「1カ月もすれば痛みも取れて、練習を再開できる」。指を動かすなどして、軽症を強調した。
3度目の防衛戦となる次戦は9月の予定。契約上の関係で、前同級王者のオマール・ナルバエス(40)=アルゼンチン=との再戦が濃厚。「今年は防衛戦、統一戦をやりたい」。まずはリターンマッチをクリアして、年末にビッグマッチを実現させる。
また、今後のプランについて大橋会長は「Sフライ級は来年までかな」と、再来年以降、1階級上のバンタム級への転向を示唆。3階級制覇への壮大な夢に向けて、まずはベルトを守り続ける。
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