スポーツ・芸能トレンドブログ 2016年05月10日
井上尚弥・八重樫東など世界王者を輩出! 大橋ジムが強豪ジムとして成功した経緯
八重樫東選手(33)や井上尚弥選手(23)といった世界王者が所属する大橋ボクシングジム。
その会長である大橋秀行さん(51)は、ご自身も現役時代は世界のベルトを掴まれ、
“150年に1人の逸材”と言われたほどでした。
そして、ジム経営においてもかなりの手腕をお持ちの方なのです。
開設当初は強豪ジムの欠片もない!?大橋さんは、引退後の1994年にジムを開設されました。
今でこそ世界王者を輩出する強豪ジムとして有名ですが、当初の運営方針は全く異なっていたそうです。
強い選手を出そうとして練習を厳しくすると、辞める人が増えるため、
開設したてのジムはたちまち経営が成り立たなくなります。
よって当初は、会員を集めて経営を安定させることに集中されていたとか・・・。
練習生が携帯で話しながらサンドバッグを叩いていても、注意しなかったり、女性を集めるために、イケメンのトレーナーをバイトで雇ったりもしていたそうです。
大橋ジムが生まれ変わった転機
世界王者を輩出する強豪ジムとなった転機は、ジム開設から5年後に訪れます。
それは大橋さんが現役時代に所属されていた、ヨネクラジムの後輩である、元東洋太平洋フェザー級王者の松本好二さん(46)が、引退後に大橋ジムの専属トレーナーになられたこと。
大橋さんは共に練習をする中で、松本さんのトレーナーの素質を見抜いていたとか。
それは見事に的中し、松本さんが専属トレーナーになられて以降、
新人王や日本王者がどんどん出るようになったのです。
そして現在までにおいて、世界のベルトは女子の選手のものも含めると22本に達しているそうです。
ボクシングジム経営が成功した秘訣
大橋さんがボクシングジム経営に成功された秘訣は2つ。
1つ目は読書。
現役時代、朝と夕方の練習以外は時間が空き、ヒマを持て余していたのだとか。
その空いた時間に、何もしていないのはもったいないということで、
あらゆる本や雑誌を読み漁っておられたのです。
そこで得た知識が、とても役に立っているそうです。
そして2つ目は、大橋さんが現役時代に所属しておられたヨネクラジムでの体験。
世界王者を出したジムの指導の仕方、経営的なもの、裏方の仕事などを全て見てこられた大橋さん。
「全て米倉会長のパクリだから、うちのジムからもチャンピオンが出て当たり前」とのこと。
大橋さんは、今年2月で東日本ボクシング協会、日本ボクシング協会の会長を辞任されました。
今後3年間は、八重樫選手や井上選手のサポートに徹してかれるとのこと。
大橋さんというバックがあれば、強いお2人が益々実力を磨かれていくことは間違いないでしょう。
楽しみです。
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