昨日の読売新聞夕刊・横浜版 2013.04.27
昨日の読売横浜版夕刊に載っていた記事を送っていただきました。ありがとうございました。
八重樫を変えたDVD
今月8日、日本人対決を制して世界ボクシング評議会 (WBC)フライ級王座に就
いた八重榛東(大橋)は、「苦手」と公言するサウスポーを破って、ミニマム級から飛び級での2階級制覇を果たした。その攻略の糸□は、ジムの大橋秀行会長から渡された、あるDVDにあった。対戦相手の五十嵐俊幸(帝五十嵐を破リ、ガッツポーズを見せる八重樫 (両国国技館で)拳)とはアマチュア時代に4戦全敗で、「相性も悪い」(八重樫)。世界戦を1か月後に控えても、八重樫は左対策に苦しんでいた。大橋会長は「スパーリングでアマチュア選手に触ることすらできなかった。これでは1-00%勝てないと思った」と振り返る。
見かねた会長は、かつて対戦したことのある元WBCラジム会長の勧めで研究サウスポー克服イトフライ級王者の張正九 (韓国)が、1‐983年にイラリオ・サパタ(パナマ)から王座を奪取した試合の映像を見せた。張はやや前傾姿勢で重心を落とし、相手の懐に飛び込んでサウスポーの王者を翻弄し、3回KO勝ち。「これだ」。八重樫は直感した。
直後のスパーリングから、八重樫の動きは見違えるように変わった。懐に入って、パ
ンチを上下にたたき込むスタイルを徐々に確立。気付けば、アマ選手を圧倒するようになっていた。
そして、試合当日。序盤で五十嵐を圧倒し、得意の接近戦に引きずり込む大差の判定
勝ちだった。「10年に1回あるかないか。それくらい作戦がはまった」。試合後、師弟
は声をそろえて喜びに浸った。
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