http://www.iwate-np.co.jp/fudokei/y2013/m04/fudo130429.htm
岩手日報風土計 2013.4.29
「ポーン・キングピッチ」をご存じだろうか。タイで史上初のプロボクシング世界王者。1960年代
の日本では、小学生も知っていた。英雄ではなく敵役として
ポーンの階級は、52年に白井義男が日本人として初めてチャンピオンになったフライ級。62年にファイティング原田(金平)、63年は海老原博幸(協栄)にタイトルを奪われたが、バンコクでのリターンマッチで王座を奪還した「憎い奴」だった。偉大な2人の先輩が果たせなかった敵地タイでの防衛戦。盛岡市出身の世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級王者佐藤洋太(協栄)が5月3日、悲願成就に挑む。戦後のプロボクシング界がテーマの「『黄金のバンタム』を破った男」(百田尚樹著、PHP文芸文庫)は、原田も海老原も相手のダウンがスリップとされるなど地元判定に泣いたことが書いている。佐藤は「リングに上がれば一緒」と敵地戦も苦にしない。
本紙がプロボクシングを第1面のトップ記事で扱ったのは2011年以降。北上市出身の八重樫東(あきら)(大橋)、佐藤両世界チャンピオン誕生が契機だが、東日本大震災の復興と時期が符合している。
2階級制覇を果たした八重樫の不屈の闘魂や「岩手県民として堂々と」と語る佐藤の郷土愛と闘志。2人の世界王者が県民に勇気と希望を与えている。
WBC世界S・フライ級タイトルマッチは5月3日(金)BSジャパン夜6時55分から中継です。ゲスト解説は八重樫東選手となっています。
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