https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/11/29/88359
岩手日報 2020年11月29日(日)19面
「激闘王」感謝の拳
後楽園ホールで八重樫さん引退報告トレーナー始動「世界王者育てる」
特別スパーリングを終え、声援に応えるハ重樫東さん(左)と桑原拓=後楽園ホール
【東京支社】9月に現役引退を表明したフロボクシング元世界3階級王者の八重樫東さん(37)=北上市出身=は23日、東京・後楽園ホールで 特別スパーリングを披露し、ファン に引退を報告した。 大橋ジム所属の桑原拓(日本フラ イ級9位)と2ラウンド拳を交え、 現役時代さながらのワンツーやスピ ード感あふれるステップで会場を沸かせた。ゴング後には多くの名勝負 を生んだ「激闘王」に温かい拍手が送られた。 八重樫さんはリング上であいさつ。「コロナの状況下で集まってい ただき感謝している。これからジムを盛り上げていきたい」と声援に応えた。 引退後は同ジムで後輩の指導に当たっている。この日はトレーナ ーとしてのデビュー戦で、リングサイドから指示を送った。「いろいろ勉強させてもらった」と感慨深げに語った。アマチュア8冠のホープ、中垣龍汰朗を担当。「彼を世界 チャンピオンにすることが次の一夢」と決意を新たにした。
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