2019年4月10日水曜日

記録ではなく記憶の人

https://bit.ly/2IoAUZm
スポーツ報知 2019年4月8日 22時1分
八重樫東「僕は記録の人間ではない。記憶の人間」激闘王が集大成へ2回TKO勝ち

◆プロボクシング▽スーパーフライ級(52・1キロ以下)10回戦 八重樫東―サハパープ・ブンオップ(8日、東京・後楽園ホール)

元世界3階級王者・八重樫東(36)=大橋=が、4階級制覇の前哨戦を制した。サハパープ・ブンオップ(23)=タイ=とのスーパーフライ級10回戦で2回2分25秒TKO勝ち。同級では、元3階級王者・井岡一翔(30)=Reason大貴=が6月にWBO王座決定戦に臨むことが濃厚。八重樫陣営は勝者への挑戦をほのめかした。八重樫の戦績は28勝(16KO)6敗、ブンオップは4勝(3KO)3敗。
 八重樫が力の差を見せつけた。2回に打ち下ろしの右ストレートでダウンを先取。立て続けに左ボディーからの右アッパーでもん絶させると、再開直後に左ボディーで3度目のダウンを奪った。「まだボクサー人生が続くのはすごく幸せなこと。今を生きていきたい」。ノンタイトル戦では珍しい1976人もの観衆が集結。どんな相手でも全力を尽くし、準備を怠らない姿に、後楽園ホールには「やえがしー!」の声が飛んだ。
 2月で36歳となった。「キープだと落ちる。若い時はちょっとやればいいけど、年を重ねると3倍やらないといけない。パフォーマンスを落とさない量。やっていかないと時代に置いていかれる。常にギリギリの人間なので。いつまでもやれるわけではない。いつも危機感はある」。若手に負けじと練習量を増やし、計量前日まで筋トレやロードワークをこなす。大橋秀行会長(54)も「とにかく練習量がすごい。試合直前まで練習する選手なんて見たことない。若手のいい見本」と、うなるほどだ。
 国内では、WBO世界スーパーフライ級2位・井岡一翔(30)=Reason大貴=が4階級制覇を目指し、6月に同級1位アストン・パリクテ(28)=フィリピン=との王座決定戦を行うことが濃厚。日本人が王座を奪えば、自身の世界戦が実現する可能性が高まる。八重樫にとって井岡は、2012年6月にWBC・WBA世界ミニマム級王座統一で12回判定負けした相手だ。
 井岡に「日本人初」の4階級制覇を先に奪われる可能性もあるが、ファンの心を揺さぶってきた“激闘王”には関係ない。「僕は記録の人間ではない。良く言えば記憶の人間。みんなの記憶に残る試合がしたいし、燃えるような気持ちになれるのが、ボクサーにとって幸せなこと。14年やってきたので、最後に会長も花道をつくってくれると思う。最後まで付き合ってくれるかなと。自分の中では、いつ集大成になってもいい。向かうところは一つです。終わりに向かっている。そこに向かって今を生きていきたい」
 大橋会長は昨年10月、今年3月にWBC王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)との対戦が実現間近だったことを明かし「直前で流れた。向こうもやりたがっているけど、もう一人いるね」とニヤリ。井岡が王座獲得すれば、挑戦を狙うことを示唆した。「誰とやるかが大事」と言い切る八重樫。最後の一瞬まで闘い抜き、リングで生き様を表現する。

https://bit.ly/2KktVDl
サンスポ 2019.4.9 05:01

八重樫、2回TKO勝ち!年内にも日本選手初4階級制覇だ/BOX

プロボクシング(8日、後楽園ホール)元世界3階級制覇王者の八重樫東(36)=大橋=がスーパーフライ級ノンタイトル10回戦で、サハパープ・ブンオップ(23)=タイ=に2回2分25秒TKO勝ち。世界前哨戦と位置づけられた同級転向3戦目を制し、年内にも日本選手初の4階級制覇を目指す。
 八重樫が世界前哨戦に完勝した。昨年8月以来の試合で、2回に3度のダウンを奪うTKO勝利。「ボクシング人生を続けられるのがうれしい。目標の4階級制覇を必ずやりたい」。標的は2つ。3月に挑戦が内定しながら実現しなかったWBC同級王者のシーサケット・ソールンビサイ(タイ)と、6月にもWBO同級王座決定戦に出場する見込みの井岡一翔(Reason大貴)。陣営は年内にも実現させたい意向で、八重樫は「相手は誰でもいい。やるからには勝ちに行きたい」と意気軒高だ。

https://bit.ly/2OYUYmx
サンスポ 2019.4.8 21:54

八重樫が2回TKO勝ち「満足というか継続していきたい」 元3階級王者/BOX

ボクシングの元世界3階級制覇王者で36歳の八重樫東(大橋)が8日、東京・後楽園ホールでサハパープ・ブンオップ(タイ)とのスーパーフライ級ノンタイトル10回戦に臨み、2回2分25秒でTKO勝ちした。目標である世界4階級制覇へ弾みをつけた。
 昨年8月以来の試合となった八重樫は、速さで圧倒。2回に右強打で最初のダウンを奪い、その後はボディー、アッパーを利かせて2度のダウンを加えて試合を決めた。
 完勝に「満足というか継続していきたい。4階級制覇は目標に掲げている以上やりたいし、しっかり練習してきたるべき時に備えたい」と笑顔を交えて話した。
 ミニマム級、フライ級、ライトフライ級で世界王座を獲得。スーパーフライ級で世界ボクシング機構(WBO)10位につけ、世界挑戦をうかがう位置にいる。


https://bit.ly/2G2kW4q
デイリースポーツ 2019.04.08.

ボクシング、八重樫がTKO勝ち 元3階級王者の36歳
 ボクシングの元世界3階級制覇王者で36歳の八重樫東(大橋)が8日、東京・後楽園ホールでサハパープ・ブンオップ(タイ)とのスーパーフライ級ノンタイトル10回戦に臨み、2回2分25秒でTKO勝ちした。目標である世界4階級制覇へ弾みをつけた。
 昨年8月以来の試合となった八重樫は、速さで圧倒。2回に右強打で最初のダウンを奪い、その後はボディー、アッパーを利かせて2度のダウンを加えて試合を決めた。
 完勝に「満足というか継続していきたい。4階級制覇は目標に掲げている以上やりたいし、しっかり練習してきたるべき時に備えたい」と笑顔を交えて話した。

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