2019年4月9日火曜日

必ずやりたい

https://bit.ly/2UHReen
日刊スポーツ 2019年4月8日22時15分

八重樫東が世界前哨戦TKO勝ち 4階級制覇へ弾み
<プロボクシング・スーパーフライ級10回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール
元3階級制覇王者の八重樫東(36=大橋)が、世界前哨戦で快勝し、日本男子初の4階級制覇に向けてはずみをつけた。
サハパープ・ブンオップ(23=タイ)とスーパーフライ級10回戦で拳を交え、2回2分25秒、TKO勝ちを収めた。強烈な右ストレート、左右のアッパーで計3度のダウンを奪い、昨年8月以来、約8カ月ぶりの試合を飾った。
36歳の八重樫が躍動感にあふれた。2回、強烈なボディーを嫌がりガードを下げたブンオップの顔面を右拳で打ち抜き、ダウンを奪った。立ち上がった相手に容赦はない。
再びボディーからの右アッパーで2度目、最後は左アッパーでキャンバスに沈め、13歳年下を計3度のダウンで倒した。
「またボクシング人生が続けられるので、うれしいです」と声をはずませ、八重樫は「もう14年やっているので、最後の花道は(大橋秀行)会長が盛大につくってくれると思います。最後まで付き合ってもらおうと思います」と4階級制覇を狙う世界挑戦のマッチメークを懇願した。
昨年8月以来、実に8カ月ぶりの試合だった。昨秋からWBC世界スーパーフライ級王者シーサケット(タイ)側と交渉。契約寸前で2度破談になっていた。大橋会長は「シーサケットにこだわっていない」と説明。同じ4階級制覇を目指す井岡一翔が6月にもWBO世界同級王座決定戦に臨むことが濃厚で、八重樫は「面白くなる。頑張りたい」と気合を入れ直した。


https://bit.ly/2I6i8qx
スポニチ 2019年4月9日 05:30

八重樫“世界前哨戦”で圧勝「また、ボクシング人生を続けられることはうれしい」

スーパーフライ級10回戦   八重樫東(大 橋)―サハパープ・ブンオップ(タ イ) ( 2019年4月8日    後楽園ホール )
八重樫が“世界前哨戦”を豪快なTKO勝利で飾った。2回に3度のダウンを奪う圧勝劇。「また、ボクシング人生を続けられることはうれしい」と喜んだ。
 36歳。ボクサーとして残された時間は長くはない。一度はWBC同級王者シーサケット(タイ)への挑戦が決まりかけたが、結局は流れ、約8カ月も実戦から離れた。それでも八重樫は「来るべき日」のために、肉体を鍛え続けてきた。6月に王座決定戦を行うことが濃厚な井岡一翔が先に4階級制覇を達成する可能戦もあるが、「僕は記録の人間じゃなく、記憶の人間だから」と“初”にこだわりはない。「会長が最後の花道は盛大に用意してくれると思う。僕はそれを信じて一日一日をしっかり過ごすだけ」と話した。

https://bit.ly/2KnX80g
スポニチ 2019年4月8日 21:28

八重樫“世界前哨戦”で2回TKO勝ち 4階級制覇「必ずやりたいと思う」

プロボクシングの第67回フェニックスバトルは8日、東京・後楽園ホールで行われ、八重樫東(36=大橋)は“世界前哨戦”と位置付けたスーパーフライ級ノンタイトル10回戦でサハパープ・ブンオップ(23=タイ)に2回TKO勝ちした。
 昨年8月以来8カ月ぶりのリング。「勝たなきゃいけない試合で、しっかり内容も求められる。チャレンジする試合よりも恐怖心は大きかった」と振り返った八重樫は初回こそ慎重に様子を見たが、2回に入る鋭い踏み込みからの連打で3度のダウンを奪い完勝。八重樫は「もうちょっとやりたいことがあったけど、また、ボクシング人生を続けられるんで、うれしいです」と喜び、会場を埋めたファンに感謝した。
 36歳。ボクサーとして残された時間は決して長くはなく、「常に危機感は持っている」という。また、4階級目となるスーパーフライ級に関して「骨格的にアジャストしていない。無理はある」とも認めている。だからこそジムワークはもちろん、ジム外でも複数のフィジカルトレーニングを掛け持ちするなどストイックに肉体を鍛え続けてきた。
 4階級制覇については「目標として掲げている以上、必ずやりたいと思う」と宣言。井岡一翔(30=Reason大貴)が6月にWBO世界スーパーフライ級王座決定戦を行うことが濃厚で、先に4階級制覇を実現される可能性もあるが、「僕は記録の人間ではない。良く言えば記憶の人間。一番最初より、誰とやるか。そういう相手なら自分自身も燃える気持ちになれると思う」と話した。
 今回はなかなか試合が決まらず、今後のマッチメークも簡単ではないが、「大橋会長が最後の花道を盛大に用意してくれると思う。僕はそれを信じて一日一日をしっかり過ごすだけ。今を生きたいと思います」と締めくくった。

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