https://bit.ly/2Bq7Cb8
スポーツ報知 2018年8月18日6時10分
35歳・八重樫ド根性!打撃戦でTKO勝ち
◆プロボクシング ▽10回戦 ○八重樫東(7回2分55秒 TKO)向井寛史●(17日、後楽園ホール)
元世界3階級王者の八重樫東(35)=大橋=が、国内初の4階級制覇へ一歩前進した。2度の世界挑戦経験がある向井寛史(32)=六島=とのノンタイトル10回戦は打撃戦の末、7回TKO勝ち。12年ロンドン五輪バンタム級銅メダルで、東洋太平洋フェザー級王者・清水聡(32)=大橋=は同級10位の河村真吾(28)=堺東ミツキ=を4回TKOで下し、3度目の防衛に成功。戦績は八重樫が27勝(15KO)6敗、清水は7戦全勝(7KO)。
ド根性でピンチをチャンスに変えた。6回中盤、攻勢をかけられ、足元がおぼつかない八重樫は力を振り絞って右スイング。フックを浴びた向井は動きが止まり、形勢は逆転。7回も前進を続けて手足を休めず、最後はグロッギーの相手をレフェリーが抱きかかえた。
35歳の“激闘王”は「年齢的にも引けない勝負だったし、向こうのメンタルが弱っているのが分かった」とサバイバルマッチを制した。スーパーフライ級世界ランカーの向井を下し、同級での世界ランク入りが濃厚に。ミニマム、ライトフライ、フライに続く国内初の世界4階級制覇へ、また一歩前進した。
スーパーフライ級はまだ2戦目。激戦階級でもあるが「自信をつけてからやるのでは遅い」と早期挑戦を熱望した。リング上ではアマチュアボクシング界の騒動にも触れ「いろいろとゴタゴタしてますが、ボクサーはみんな一生懸命やってます」とアピール。健在ぶりを示した。
https://bit.ly/2MlKhfI
スポニチ 2018年8月17日 21:55
八重樫 サバイバルマッチで7回TKO勝ち、日本人初の4階級制覇へ望み
ボクシングの元3階級制覇王者・八重樫東(35=大橋)がスーパーフライ級転向2戦目となるサバイバルマッチを乗り切った。17日、東京・後楽園ホールで、2度の世界挑戦経験を持つ前WBOアジア・パシフィック・スーパフライ級王者の向井寛史(32=六島)とノンタイトル10回戦で壮絶な打撃戦を展開。7回2分55秒TKO勝ちでベテラン対決を制し、日本人初の4階級制覇へ望みをつないだ。八重樫は33戦27勝(15KO)6敗、向井は25戦16勝(6KO)6敗3分け。
八重樫は試合当日、大橋ジムの大橋秀行会長からLINEで「悔いなく出し切ろう」と激励された。13年のキャリアで初めての出来事で、負ければ引退とも取れる内容に「ある程度覚悟した。負けたら自分より先に“八重樫は引退します”と言われてしまう」と発奮。試合開始から打撃戦を挑み、カウンターを被弾しながらも強烈なボディーとパンチ力の差で向井を徐々に追い込んだ。6回にはパンチをまとめられて棒立ちになったが、右のカウンターを入れて形勢逆転。7回に右でフラフラにさせると、一気にラッシュをかけてレフェリーストップを呼び込んだ。
八重樫は「6回はやべえと思ったけど、7回は取り返そうと思ってしっかり打ちにいった。倒そうというより弱らせようと思った」と自己分析。自身より身長、リーチともある選手に対し、「長い距離の選手のつぶし方を会長から教えられてきた。それが生きた」と解説した。大橋会長は6回のシーンでは「タオル投入も考えた」と話す一方、八重樫の練習量は誰もまねできないと明かして「この年になってひざのバネがある。考え直させられる。感動しました」と絶賛。スーパーフライ級での世界挑戦についても「チャンスがあればいつでも」と前向きな姿勢を示した。
https://bit.ly/2PjqNGi
中スポ 2018年8月18日
八重樫は階級転向後2連勝 次戦は世界戦 4階級制覇へゴーサイン
スーパーフライ級10回戦では元世界3階級王者の八重樫東(あきら、35)=大橋=が元WBOアジアパシフィック同級王者・向井寛史(32)=六島=に7回2分55秒TKOで勝ち、同級転向から2連勝した。劣勢の6回に右カウンターで逆転、7回に猛攻で決めた。
「試合前に大橋(秀行)会長から『悔いがないようにしよう』とメッセージが来たので、負けたら最後だと思っていた。ボクシングをこれからも続けられてうれしい」。次の目標は日本人初の世界4階級制覇。大橋会長も「状況が整えば次にでも」と世界戦にゴーサインを出した。
https://bit.ly/2ONR5PZ
デイリースポーツ 2018.08.17.
35歳八重樫がTKO勝利 世界4階級制覇狙う
ボクシングで世界3階級制覇の実績がある八重樫東(大橋)が17日、東京・後楽園ホールで行われたノンタイトル10回戦で向井寛史(六島)に7回2分55秒TKO勝ちし、戦績を33戦27勝(15KO)6敗とした。
日本選手初の世界4階級制覇を目指す35歳の八重樫は、3月以来の試合でスーパーフライ級転向2戦目。同級を含めて過去2度の世界挑戦がある32歳の向井に対して壮絶な打ち合いを展開。劣勢となる場面もあったが、7回に連打を見舞って、激闘を終わらせた。
負ければ引退覚悟で臨んだ八重樫は「4階級制覇はハードルが高い。まだまだ若いやつらに負けない」と力強く語った。


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