2017年10月12日木曜日

現役続行の心動かした意外なベテラン選手

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東スポ 2017年10月12日 16時30分
現役続行の八重樫 心動かした意外なベテラン選手

 5月に1回TKO負けを喫し、IBF世界ライトフライ級王座から陥落した元・3階級制覇王者の八重樫東(34=大橋)が11日、所属ジムで会見し、現役続行を宣言した。

 同年代の選手に目を向けると、三浦隆司氏(33)、内山高志氏(37)が相次いでグローブをつるし、山中慎介(35=帝拳)も進退を保留。時代を彩った強豪たちが続々とリングを去り、世代交代の波が押し寄せているが、八重樫は「年齢に逆行するのもひとつ」と自身の進む道を言い表した。

 ボクシング界では辰吉丈一郎(47)が今なお現役にこだわり、サッカー界に目を向ければ、Jリーグの最年長得点記録を更新したFW三浦知良(50=横浜FC)がプレーを続けている。だが、引退か現役続行かで悩む中で、3階級王者の心を動かしたのは、意外な選手だった。

 それは長年バスケットボール日本代表を支え、現在はBリーグ北海道のオーナーも兼務する折茂武彦(47)。バスケットボールのプロ選手としては高齢で、コート外の仕事もこなす異色の存在だが、八重樫は「体の手入れをしてちゃんと加齢と向き合っている」と通ずるものを感じ取った。

「自分のボクシング人生で最後の大勝負」と位置づける今回、日本人初の4階級制覇に向け、階級を上げてスーパーフライ級で王座奪取を目指す。納得できるゴールに向け、八重樫の最終章が幕を開けた。

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