2017年5月12日金曜日

良いコンディションで、スピードとリズムで上回って、勝ってほしい

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さうぽんの拳闘見物日記 2017-05-08 04:33:01
盛大な公開スパー/転級しなければ/試練の敗戦/これも要注目

八重樫東、ミラン・メリンド戦への心境語る、という記事です。
私もそのうちのひとりですが、このクラスではやはり、この前日に名古屋で行われる
田中恒成vsティト・アコスタの一戦に興味が集中されています。
しかしこの、IBFの指名試合もまた、負けないくらいの好カード、ビッグマッチだと言えるでしょう。
この前日には有明でも、WBCタイトルがあり、拳四朗がガニガン・ロペスを攻略すれば、
ライトフライ級四大王座を日本人ボクサーが独占するわけですが、
その翌日、八重樫が陥落し、その独占が早々に破られても、何の不思議もありません。
メリンドはそれだけの強敵です。
負けはファン・エストラーダとハビエル・メンドサ戦、ふたつの世界戦のみ。
世界上位との対戦も多く、その強さはレコードを見れば一目瞭然。
それ故に、日本人との対戦は今回が初めてです。
動画はあれこれ見てきましたが、数が多すぎるので、直近のファーラン戦ハイライトをご紹介。

全盛期の切れや迫力からすると、ちょっと不完全燃焼な印象ですが、
長身ファーランのリーチに苦しんだ面もありましょうか。
しかし左リードから右の繋ぎのみならず、左フックやアッパーを多彩に散らすコンビ、
そしてその威力はなかかなのもの。
非常に好戦的ですが、防御面でも優れている。
距離が詰まった打ち合いに強いのは、上下に打ち分ける左右アッパーの威力と同時に、
下を向かずに顔を上げ、目線を切らないまま小さなダック、ヘッドスリップで避けて打ち返せるから。
年齢的に上昇期ではないですが、充分手強いし、これがラストチャンスでしょうから、
意気込みも相当なものがありそうです。
八重樫とのベテラン対決は、東洋軽量級全体を見ても、なかなかの好カードです。
長年見て見たかった試合でもありますね。
21日の有明は、前日の興行に比べて注目度が落ちるかもですが、
実はこういう、必見と言うべき試合もあるわけです。
この一戦に勝てば、八重樫東の評価はさらに大きくアップすることでしょう。
良いコンディションで上がり、スピードとリズムで上回って、勝ってほしいです。
今から楽しみなような、怖いような一戦ですね。

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