2017年3月9日木曜日

エストラーダの次戦

https://goo.gl/kP207P
in44y 2017/03/08
 サンフィール・プロモーションズ(メキシコ・大手ボクシングプロモーター)は現地時間7日、元WBA・WBO世界フライ級統一王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が次戦、現地時間3月11日メキシコ、メキシコシティにあるメキシコシティ・アリーナで、アヌアル・サラス(コロンビア)と対戦することを正式に発表した。
 エストラーダ、アヌアル・サラスの一戦は、WBCスーパーフライ級シルバー王座決定戦として行なわれる。これは、シーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)がWBC世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に挑戦するため王座を返上したもの。
 同興行で、WBC世界バンタム級指名挑戦者決定戦が、同級ランキング2位ルイス・ネリー(メキシコ)と、同級ランキング8位ヘスス・マルティネス(コロンビア)の間で争われ、勝者はWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)の指名挑戦権を得ることになる。
 エストラーダをプロモートするサンフィール・プロモーションズは次戦、元WBC世界ライトフライ級王者エドガル・ソーサ(メキシコ)と対戦すること明かし合意することを示唆。しかし、ファンからエストラーダの対戦相手としてソーサは適した相手ではないと多くの批判を受けた。
 この批判を受け、サンフィール・プロモーションズ フェルナンド・ベルトラン氏は、交渉が進んでいたエドガル・ソーサ戦を白紙撤回。対戦相手の変更を余儀なくされていた。
 アヌアル・サラスは、母国コロンビアを主戦場としメキシコ、パナマで試合を行っている。プロ戦績は23戦20勝(12KO)3敗(2KO)。3敗のうち、1戦は元WBA世界スーパーフライ級王者ルイス・コンセプションに敗れたもの。2敗は、デビッド・サンチェス(メキシコ)、ウィベルト・ウィカブ(メキシコ)に負けたもの。
 エストラーダがサラスを敗れば次戦以降、WBC世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレスの対戦候補に挙がることは間違いない。この試合は、タイトル戦前のスーパーフライ級へのアジャスト、最後の調整となるだろう。ゴンサレスは、3月18日米・ニューヨークでシーサケット・ソー・ルンビサイと防衛戦を行うことが決定している。
 ゴンサレスは、ハードなマッチメークが続くが、順当に勝ち進めば2017年後半戦にカルロス・クアドラスとの再戦、エストラーダとの再戦が候補としてあがりそうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿