2017年3月21日火曜日

ジャッジ批判の声も

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ボクシングニュース 2017年3月20日月曜日
ロマゴンまさかの初黒星でジャッジ批判の声も
18日(日本時間19日)米ニューヨークでパウンド・フォー・パウンド1位、4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がシーサケット・ソールンビサイ(タイ)にまさかの敗戦を喫した余波が広がり、周囲からはさまざまな声があがっている。
 マジソン・スクエア・ガーデンで行われた試合は、ゴンサレスが初回にダウンを喫する波乱のスタート。3回には偶然のバッティングで右目じりをカットし、顔面を血に染めながら追い上げを図ったが、シーサケットがアップセットを許す結果となった。スコアは114-112×2、113-113だった。
 ファイトニュースによると、殿堂入りレフェリーのジョー・コルテス氏は「明らかにチョコラティートが勝っていた。私のスコアではローマンが6ポイント勝っている。ジャッジたちは明らかにミスをした」と手厳しくコメント。「チョコラティートはいまでも世界のベスト・ファイターだ」と初黒星を喫して前王者を擁護した。
 CompuBoxが出したスタッツ(ヒット数/パンチ数)は、ゴンサレスがトータルで441/1013(的中率43.5%)、シーサケットが284/940(同30.2%)。ジャブはゴンサレス69/354(19.5%)、シーサケット7/176(4%)、パワーパンチがゴンサレス372/659(56.4%)、シーサケット277/764(36.3%)。数字上ではゴンサレスが上回った。
 WOWOWで試合の解説をした村田諒太(帝拳)は試合後「シーサケットといい、ゴロフキンといい、今日のジャッジは前に出るほうがポイントになったような気がする。あれがラスベガスだったら距離をとるほうにポイントを与えたかもしれない。不運なダウンもカットもあったし、今日はローマンの夜ではなかった。そういうことだと思います」と感想を述べていた。

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ボクシングニュース 2017年3月21日火曜日
ロマゴンが母国で大歓迎、陣営は即再戦を要求
キャリア47戦目で初黒星を喫し、WBC世界S・フライ級王座から陥落したローマン・ゴンサレスが現地時間20日、母国ニカラグアに帰国。地元メディアとファンから熱い歓迎を受けた。
次戦の行方が注目されるゴンサレス
 マナグアの空港で地元紙の取材を受けたカルロス・ブランドン・マネジャーは「彼らは試合を盗んだ。我々はタイトルを取り戻しにいく。即リマッチを希望する」と新王者となったシーサケット・ソールンビサイ(タイ)との再戦を求めた。
 ゴンサレスは18日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで元王者シーサケットを迎えて初防衛戦を行い、0-2判定で王座を失った。ゴンサレスは初回にダウンを喫し、その後は有効打で上回っているようにも見えたが、シーサケットも前に出続けるという内容で、判定を巡ってはまざまな議論が起きている。
 WBCは試合前、ゴンサレスとシーサケットの勝者に対し、ゴンサレスに敗れて王座を失ったカルロス・クアドラス(メキシコ)との対戦をオーダーしていた。今後、WBCがどのような裁定を下すのか注目される。

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