2017年3月19日日曜日

クアドラス、予想以上の苦戦

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スポニチ 2017年3月19日 11:38
クアドラス 再起戦白星も予想以上の苦戦 王座奪還へ不安残す
ボクシングの前WBC世界スーパーフライ級王者で現同級1位のカルロス・クアドラス(28=メキシコ、帝拳)が再起戦を白星で飾った。米ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで18日(日本時間19日)に行われたノンタイトル10回戦で、同級14位のダビ・カルモナ(25=メキシコ)に3―0の判定勝ち。戦績を38戦36勝(27KO)1敗1分けとした。昨年5月、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23=大橋)に判定負けして以来の再起戦だったカルモナは29戦20勝(8KO)4敗5分け。

 序盤のクアドラスは手数が少なく、2回には左構えにスイッチするなど戦いづらそうな印象だった。3回以降はやや攻勢を強め、左のボディーやフックを振るったが、5回にカルモナの左ボディーでダメージを負い、7回にはローブローを受けてボディーを気にするあまりガードが下がり、右ストレートをもらう場面もあった。後半もスイッチを多用しながらパワーパンチを打ち込み、採点はジャッジ2者が97―93、1者が96―94だったが、予想以上の苦戦を強いられた。

 クアドラスは昨年9月、現王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア、帝拳)に判定負け。ゴンサレスの顔を腫れ上がらせるなどほぼ互角の戦いを見せ、王座から陥落したにも関わらず評価を上げていたが、ゴンサレスとの再戦を目指す“前哨戦”でやや不安を残した。

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