2017年3月2日木曜日

大震災からまもなく6年

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タウンニュース 2017年3月2日号
NPO法人瀬谷丸 設立後初の復興イベント 震災6年 支援継続へ

東日本大震災からまもなく6年。被災した岩手県大槌町に定置網漁船「瀬谷丸」を贈り、現在も支援活動を続けるNPO法人瀬谷丸(露木晴雄理事長)が3月10日(金)、三ツ境相鉄ライフ前広場で復興イベント「瀬谷丸からありがとう!」を行う。
 昨年3月、「『三陸沖に瀬谷丸を!』実行委員会」を解散し、NPO法人化することを発表していた同実行委。今年1月27日、横浜市から特定非営利活動法人設立の認証を受け、正式に「NPO法人瀬谷丸」を立ち上げた。10日のイベントは法人化後、初となる。
 「瀬谷丸からありがとう!」と名付けられたイベントには相鉄グループ、岩手県の新おおつち漁業協同組合が共催として参加。初開催に向けて1月から話し合いが進められ、漁船「瀬谷丸」が三陸沖で獲った魚介類を「そうてつローゼン三ツ境店」で販売している縁などもあり、会場は同店の広場を使用することが決定した。露木理事長は「NPOとして岩手県をより支援していこうという目的で、現地の物産などを扱う。震災から時間が経った今だからこそやれることがある。被災地の状況などを今後も伝えていけたら」と話す。

岩手県の物産を販売
 当日は午前11時から、岩手県産のわかめや塩、南部せんべいなどのほか、焼きたてのホタテやカキを各250個限定で販売。このほか、あづまの幼稚園の保護者らによる踊りやソーラン節、瀬谷区出身の津軽三味線奏者・小山憲斗さんによる演奏なども行われる。
 午後1時30分からは関係者らが集まるセレモニーが開かれる。午後2時からは大橋ボクシングジムの大橋秀行会長と、同ジム所属のプロボクサー・八重樫東選手、井上尚弥選手が登場。岩手県出身の八重樫選手は、被災地支援活動を行う中で露木理事長らと出会い、漁船「瀬谷丸」を通して活動をともにしてきた。現在は同法人の理事にも名を連ねている。
 午後2時30分からは歌手のMay J.さんによるミニライブを予定。May J.さんも同法人の趣旨に賛同した一人で、現在は特別顧問となっており、歌でイベントを盛り上げる。
 露木理事長は「これからが大事。継続的な支援をするためにNPO法人としてスタートし、今回はその第1歩。多くの方に来てもらえれば」と呼び掛けた。
 問い合わせは同法人【電話】045・363・8507へ。

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