2016年12月19日月曜日

王者圧倒の気構え

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ボクシングニュース 2016年12月19日月曜日
井上尚弥が公開練習、スパー半減も河野対策万全
  WBO世界S・フライ級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が19日、横浜市内のジムで公開練習を行った。12月30日東京・有明コロシアムで河野公平(ワタナベ)を挑戦者に迎える井上が、新たな調整方法で前WBA王者を撃破する体制を整えた。
 井上は9月の防衛戦でペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)に10回KO勝ち。しかし試合前に腰を負傷し、試合中にも腰と拳を痛めた影響で、大いに不満を残す内容となった。そこで今回は、スパーリングを大幅に削減。これまで多いときは120ラウンド程度だったものを60あまりに抑えた。
 この狙いを井上は「前回はスパーリングで腰を痛めたので再発しないようにした。今までは12ラウンドのスパーもしていたけど、今回は最長でも5ラウンド。この方法がよければ、夏場の調整も変わってくると思う」と今後も見据えた選択だと説明した。
 ラウンド数が減ったことにより「密度が濃くなった感じ」とは井上真吾トレーナー。ラウンドごとに「足を使う」「打ち勝つ」「ディフェンス」などテーマを設定し、常に考えながらスパーリングを行い、レベルアップを図った。
 いつもと比べて挑戦者対策に労力を割いたことも今回の特徴だ。王者圧倒的優位が伝えられる中、井上は「(河野がコンセプシオンに敗れて王座陥落した)8月の試合は作戦ミスだったと思う。普通にやったら河野さんが勝っていたと思うし、コンセプシオンにひけをとっていたわけじゃない。全然甘く見てないです」と強調。河野がどのように出てきても対応できるように練習を重ねたという。
 世界タイトルマッチで日本人選手と対戦するのは初めてで「モチベーションも相手が外国人よりも高く持てる」と井上。それだけでなく、2017年はいよいよ海外進出、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とのビッグマッチなどを見据えるだけに、弾みとなるような試合をしたいという思いは強い。
 前WBA王者相手に「一方的な展開で何もさせずに勝つ」(井上)ことができれば、井上の株も一段と上がるはず。14年のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦、15年のワルリト・パレナス(フィリピン)戦と年末は鮮やかなKO勝利を飾っているだけに、今年も“年末男”が本領を発揮するつもりだ。

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日刊スポーツ 2016年12月19日18時2分
井上尚弥、4度目の防衛戦「何もさせずに勝ちます」
 WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(23=大橋)が19日、12月30日に有明コロシアムで前WBA同級王者河野公平(36=ワタナベ)を迎え撃つ4度目の防衛戦に向け、横浜市内のジムで練習を公開した。
 今回は故障のリスクなども考慮して、スパーリング回数を抑えめ。通常の120回から70回ほどに減らし、その代わりに1ラウンドごとに細かな課題を設定して調整を進めてきた。量から質への転換で、「順調に仕上がっている。今回は一番は自分のコンディションに気を付けながらやってきた」と述べた。
 河野は接近戦を好み、距離をつぶしてくることが予測される。打たせないで打つボクシングを追求する井上にすれば、さばききる自信もあるが、「相手の出方次第じゃないですかね。自分はどんな対応でもできるように準備してきた。自分から仕掛ける場面も考えている」と展開の選択肢は多そう。日本人対決に「楽しみですね。モチベーションも外国人の選手より高く持てている」と気持ちを高ぶらせながら、「一方的な展開で何もさせずに勝ちます」と宣言した。

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スポニチ 2016年12月19日 16:26
尚弥 V4戦へ練習公開、挑戦者の河野警戒も「何もさせないで勝つ」
 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23=大橋)が19日、横浜市内の大橋ジムで、4度目の防衛戦(30日、東京・有明コロシアム)へ向けた練習を公開した。
 9月のV3戦は試合前に腰を痛めた影響で本来の動きができず、苦しんだ末にペッチバンボーン(タイ)に10回KO勝ち。8月末に王座から陥落した元WBA世界同級王者・河野公平(36=ワタナベ)を挑戦者に迎える今回は「コンディションの部分に一番気をつけながらやってきた」そうで、通常は120ラウンド前後行うスパーリングも70ラウンド未満に抑えたという。ただし、この日の練習では声を上げながら父・真吾トレーナーが持つミットを激しく叩くなど、順調な調整をうかがわせた。
 井上尚は河野について「非常にタフでスタミナもキャリアもある。(敗れた)コンセプシオン戦も作戦ミスで、勝ってる試合だった。レベルもキャリアも全然引けを取っていない。甘く見てないです」と評価しつつ、「一方的な展開で、何もさせないで勝つイメージでいる」ときっぱり。試合のポイントに「距離」を挙げ、「打たせないボクシングを徹底したい。相手の出方次第で、どんな対応もできるようにしたい。この2試合は納得できていない。ここでいい試合ができれば来年も変わってくる」と力強く意気込みを述べた。
 大橋ジムの大橋秀行会長は「河野選手はラストチャンスで、全てなげうって気迫で来ると思う。気を引き締めたい」と警戒しつつも「テクニックとスピードを存分に発揮できると思う」と期待。真吾トレーナーは「前回の試合の名誉挽回。今後へつなげる大事な試合になる」と話した。

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サンスポ 2016.12.19 17:58
井上尚弥「一方的な展開で勝つ」 河野とのV4戦に自信/BOX
 世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)が19日、横浜市内の所属ジムで元世界ボクシング協会(WBA)同級王者の河野公平(ワタナベ)との世界戦(30日・有明コロシアム)へ向けた練習を公開し「日本人対決は楽しみ。一方的な展開で勝つイメージ」と4度目の防衛へ自信を見せた。
 この日は入念なミット打ちで、アッパーを交えたコンビネーションを確認した。接近戦を得意とする挑戦者対策に「打ち勝つ練習もさばく練習もしてきた。引き出しはいろいろある」と語った。
 9月の前戦はKO勝ちしたが、練習で腰を痛めた影響で苦戦。今回はスパーリングを従来の半分、約60ラウンドに抑えて体調維持を優先した。「疲労がたまらず細かい技術を確認しながら練習できた。仕上がりはいい」と万全をアピールした。


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スポーツ報知 
井上尚、4度目防衛戦へ練習公開「何もさせないで勝つイメージでいる」
 ◆プロボクシング ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 井上尚弥―河野公平(30日、東京・有明コロシアム)
 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23)=大橋=が19日、横浜市内の所属ジムで、元WBA同級王者・河野公平(36)=ワタナベ=との4度目の防衛戦へ向けた練習を公開した。
 井上尚は、8月末に王座から陥落した河野について「非常にタフでスタミナもキャリアもある。(敗れた)コンセプシオン戦も作戦ミスで、勝ってる試合だった。レベルもキャリアも全然引けを取っていない」と警戒。それでも「一方的な展開で、何もさせないで勝つイメージでいる」と言い切った。陣営の大橋秀行会長は「テクニックとスピードを存分に発揮できると思う」と期待を寄せた。

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デイリースポーツ 
井上尚弥、4度目防衛戦「何もさせないで勝つ」
 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(30日、有明コロシアム)
 4度目の防衛戦に臨む井上尚弥(大橋)が19日、横浜市内で練習を公開した。ミット打ちを中心に、ワンツー、ボディー、そしてアッパーを繰り返し打ち込んだ。
 9月にペッチバーン・ゴーキャットジム(タイ)を10回KOで下し3度目の防衛に成功したものの、試合前に腰を痛めるアクシデントがあった。陣営にも痛みを隠して試合に臨み薄氷の勝利。今回はケガ回避のため、練習量を減らした。
 「スパーリングは70ラウンドやっていません。前回、腰をやっちゃったので再発しないように。今回は最高で5回。1ラウンドごとにテーマを持ってやりました」(井上尚)
 挑戦者で元WBA同級王者の河野公平(ワタナベ)については「前回(王座陥落したコンセプション戦)は作戦ミスだと思う。普通にやれば勝っていた。レベルといいキャリアといいひけは取っていない」と実力を認め、警戒する。
 だが、もちろんベルトを渡すつもりはない。「タフでスタミナがある印象。持ち味は出させない。イメージ的には一方的な展開で、何もさせないで勝つ」と、揺るぎない自信を見せていた。

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