手の内隠し

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日刊スポーツ　2016年12月26日16時46分
八重樫東の挑戦者「リングを見てくれ」不敵な自信
　ＩＢＦ世界ライトフライ級１４位サマートレック・ゴーキャットジム（３２＝タイ）が、２６日に横浜市内の大橋ジムで練習を公開した。
　３０日に東京・有明コロシアムで、同級王者八重樫東（３３＝大橋）に挑戦する。１４年にはＷＢＣ世界ライトフライ級王者だった井上尚弥（２３＝同）に１１回ＴＫＯ負けし、今回は２度目の世界挑戦となる。
　練習ではミットとサッドバック打ちを１回ずつだけ披露し、報道陣が引き揚げてから約１時間汗を流した。「ベルトをとるために日本に戻ってこられてうれしい。当日のリングを楽しみしてくれ」と手の内は隠し続け、２度目へ懸ける思いがうかがえた。井上に敗戦後、元２階級制覇王者のコンパヤック・トレーナーがついて１４連勝中（７ＫＯ）。トレーナーも「対策は練ってきた。リングを見てくれ」と多くは語らなかった。
　八重樫陣営の松本トレーナーは「前回と変わりはないが、だいぶ小さく感じる」との印象だった。八重樫は８カ月ぶりの試合。「スピード、パワーとも八重樫の方がレベルは上。前半で主導権をとって、中盤以降にストップできれば」と井上並みのＫＯ防衛を期待した。

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サンスポ　2016.12.26 17:35
八重樫に挑戦のサマートレック、王座奪取へ意気込む「ベルト持って帰る」／ＢＯＸ
　国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）ライトフライ級タイトルマッチ（３０日、有明コロシアム）で王者の八重樫東（大橋）に挑戦するサマートレック・ゴーキャットジム（タイ）が２６日、横浜市内で練習を公開し「ベルトを持って帰るために来た」と王座奪取へ意気込んだ。
　２０１４年９月に、当時世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）王者だった井上尚弥（大橋）にＴＫＯ負けした。２年ぶりの再挑戦に「また世界戦で日本に戻ってこられてうれしい。面白い試合になるよう頑張る」と話した。
　公開したのはミット打ちなど軽いメニューのみだったが、八重樫陣営の松本好二トレーナーは「以前より左ボディーが多くなった」と分析した。

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サンスポ　2016.12.26 11:00
中村アンさん、推しボクサーは激闘王・八重樫東！「特に気持ちが入ります」
　プロボクシング界の祭典「ボクシングフェス２０１６」は３０日、東京・有明コロシアムで注目のゴングが鳴る。ＷＢＯ世界スーパーフライ級王者・井上尚弥のＶ４戦、ＩＢＦ世界ライトフライ級王者・八重樫東のＶ２戦のダブル世界戦を中心に、来春の世界挑戦が浮上しているロンドン五輪金メダリスト・村田諒太のノンタイトル戦など、ボクシングファンならずとも必見のファイトが実現した。試合はフジテレビ系で午後６時から生中継される。
　放送席には伝説のチャンピオン・具志堅用高氏、王者のまま電撃引退した長谷川穂積氏、ＷＢＣ世界バンタム級王者の山中慎介らの至宝がそろうなか、紅一点で花を添えるのが、三宅正治アナウンサーとともにＭＣをつとめる中村アンさん（２９）だ。
　モデル、タレント、女優とマルチな才能を発揮する中村さんは、学生時代にチアリーディング部で活躍。いまもハードなトレーニングを欠かさない“体育会系”でもある。女性があこがれる美ボディーは、週１度１時間程度の効率的なトレーニングがベースになっている。
　「食べなければ痩せるかもしれませんが、それでは体に悪いし、健康的ではありませんよね。わたしが取り組んでいるトレーニングはブートキャンプ系。ボクサーのトレーニングと似ているところもあります。ランニング、縄跳びといった有酸素運動で脂肪を燃やしてから、ちょっと筋肉に負荷をかけるトレーニングをしています。機械を使って腹筋をしたり。バーベルも使いますけど、１５キロとか２０キロくらいですね」
　ボクシングフェスのＭＣはこれが３回目になる。近寄りがたいと感じていたボクシングは「もっと早く生で見ていればよかった」と思うようになったそうだ。
　「テレビで見ていてもすごいんですけど、生で見るとパンチが当たる音とか、汗やしぶきが飛んでくる感じとか、独特の雰囲気があります。いまはハマっている感じです」
　推しボクサーは“激闘王”の愛称をもつ八重樫東だ。
　「わたしと同じ事務所（プラチナムプロダクション）に最近入られまして、より親近感がわいています。出場するみなさんを応援していますが、特に気持ちが入ります。また、村田選手のボクシングを生で見るのが初めてなので楽しみです」
　中継は４日後。「見て感じた現場のライブ感を素直に伝え、テレビを見ている方が実際にボクシングを見に行きたいと思うような中継になれば」との抱負を胸にマイクを握る。

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スポーツ報知　2016年12月26日17時35分
サマートレック、八重樫戦前に公開練習で出し惜しみ
　◆プロボクシング　▽ＩＢＦ世界ライトフライ級（４８・９キロ以下）タイトルマッチ１２回戦　八重樫東―サマートレック・ゴーキャットジム（３０日、東京・有明コロシアム）
　ＩＢＦ世界ライトフライ級王者・八重樫東（３３）＝大橋＝に挑戦する同ミニマム級８位サマートレック・ゴーキャットジム（３２）＝タイ＝が２６日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開した。「ずっと練習をしてきたので、コンディションは非常にいい」と好調ぶりをアピールした。
　ただ、会見後には報道陣に見られたくないことを理由にサンドバッグ打ちとミット打ちを１ラウンドずつ見せただけで切り上げた。１４年９月には、八重樫と同門の井上尚弥（２３）が持つＷＢＣ世界ライトフライ級王座に挑戦し、１１回ＴＫＯ負け。それ以来の世界戦となるサマートレックは「日本に戻ってこられて非常にうれしい。面白い試合になる」と自信を見せた。

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デイリースポーツ　2016.12.26
八重樫の挑戦者サマートレック「待ち続けていたチャンス」
　「ボクシング・ＩＢＦ世界ライトフライ級タイトルマッチ」（３０日、有明コロシアム）
　２度目の防衛戦に臨む王者・八重樫東（大橋）の挑戦者、サマートレック・ゴーキャットジム（タイ）が２６日、横浜市内で練習を公開した。
　サマートレックは１４年９月に当時ＷＢＣ世界ライトフライ級王者だった井上尚弥（大橋）に挑戦し１１回ＴＫＯ負けを喫した。世界戦はそれ以来となる。「待ち続けていたチャンスを与えてもらった。ベルトを取るために来た。コンディションは上々。３０日の試合を見てほしい」と気迫をみなぎらせた。
　八重樫については「スピードがあり、力強いチャンピオンだと思っている」とたたえた。松本好二トレーナーは「八重樫のスピードとパワーが生きる展開にしたい。打ち合いはいとわない」と返り討ちにする構えだ。