なんで自分なんだろうと

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日刊スポーツ　2016年12月17日17時31分
八重樫東、美女軍団に加入？菜々緒らの事務所と契約

激闘王が美女軍団に加入！？　ボクシングＩＢＦ世界ライトフライ級王者八重樫東（３３＝大橋）が１７日、挑戦者にＩＢＦ世界ミニマム級８位サマートレック・ゴーキャットジム（タイ）を迎える２度目の防衛戦（１２月３０日、有明コロシアム）へ向けた練習を、横浜市内のジムで公開。
　併せて発表されたのは、芸能事務所プラチナムプロダクションとの専属マネジメント契約だった。若槻千夏、木下優樹菜、トリンドル玲奈、菜々緒、おのののから女性タレントが多数所属する同社が現役プロボクサーと契約するのは初。スポーツ選手ですらまれな美女ぞろいの事務所に、顔を連ねることになった。
　「最初はなんで自分なんだろうと思ったんですけど…」と素直に述べながらも、「気持ちを新たに活躍できれば。ボクシングに興味を持ってもらうきっかけになれればいい。テレビは積極的に出ようとは思わないんですけど…」。控えめな性格をのぞかせながらも、リング以外の活動にも意欲をみせた。
　きっかけは同事務所所属中村アンが八重樫の試合を中継したフジテレビの番組のＭＣを務めていた縁で、スポーツ分野にも人材を求めていた同事務所の意向に合致した。中村は書面を通じて「ご縁があって同じ事務所に所属されるということで、うれしく思っております。３０日の防衛戦も無事に勝利

できるよう見届けたいと思います。応援しています。頑張ってください」とのコメントを送った。
　年末の試合に向けては、この日は２回のスパーリングを行った。５月の初防衛戦では試合前に痛めていた左肩の影響で会心の試合はできずに判定勝ちの辛勝。激しい打ち合いなどでついた呼び名は「激闘王」の３３歳は、「今年は個人としてはぱっとしない感じが続いていたので、終わりよければすべて良しで、しっかり締めたい」と誓った。