2016年11月25日金曜日

フックはもう少し肘を上げて

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日刊スポーツ 2016年11月25日19時44分
井上尚、パッキャオから必殺フック「引き出しに」
アジアから世界的英雄へと上り詰めた生ける伝説と、アジアから世界へと駆け上ろうとしている若き至宝が初対面した。
 ボクシングの6階級制覇王者で現WBO世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(37)が25日、東京・原宿で自身がプロデュースするフィットネスジム設立の記者会見を行い、ゲストとしてWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(23=大橋)が登場した。
 初対面の2人の距離が一気に縮まったのは、デモンストレーションのコーナー。井上がスーツ姿にグローブをはめて父真吾さんのミットに打ち始めると、すぐ後ろでパッキャオがじっと視線を送った。「フックを見せて」と求められて、左右の拳を振ると、椅子から立ち上がったパッキャオから「肘をもっと上げてみて」との助言。自らお手本となってパンチを放つ姿に、井上も即座に実践。「肘を上げることで軌道が変わる。パンチの当たるポイントも変わる。すぐに生かせるかは分かりませんが、引き出しにはなりました」と感謝した。
 井上は12月30日には河野洋平を迎える4度目の防衛戦が控える。「良い刺激になりました。良い試合をしたい」と快活に初対面を振り返り、「同じアジアの人間として無理ではない。やればできると思わせてくれた」と決意をのぞかせた。

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東スポ 2016年11月25日 16時03分
最強王者・パッキャオ 井上尚弥に技術アドバイス「いろいろなこと教えたい」
ボクシングの元6階級王者で現WBOウエルター級王者のマニー・パッキャオ(37)が25日、東京・原宿で「パッキャオジム トーキョージャパン」の設立記者会見に出席した。
 来春オープン予定で母国フィリピン以外は初となる。パッキャオは「多くの人にフィットネスの場を提供し、若い才能あるボクサーを見つけることができれば。私のボクシング知識を共有し、教えたい」と抱負を語った。
 会見には大橋ジムのIBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(33)、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23)らも出席。
 英雄はそれぞれの質問に丁寧に答え、井上へは技術アドバイスもした。「今後、もっといろいろなことを教えたいと思う。選手、エクササイズをしたい人、みんなに伝授したい」(パッキャオ)と笑顔で話した。

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デイリースポーツ 2016.11.25
パッキャオが原宿にフィットネスジム設立 井上尚弥に指導も
 ボクシングのWBO世界ウエルター級王者で、フィリピン上院議員のマニー・パッキャオ(37)が25日、東京・原宿に来春オープンするフィットネスジム「パッキャオジム トーキョージャパン」で設立会見を行った。パッキャオがフィリピン国外でジムを設立するのは初めて。
 ビジネスパートナーでMPプロモーションジャパンの代表取締役を務める縣祥浩氏とともに立ち上げたプロジェクトで、実現までに3年間を要したという。パッキャオは「多くの方々にフィットネスの場を提供したいし、若い才能を見つけ出したい。今後も東京で何カ所かにオープンしたい」と意気込みを語った。
 会見にはスペシャルゲストとして、大橋秀行会長がWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥、IBF世界ライトフライ級王者・八重樫東ら大橋ジムの看板選手をずらりと率いて登場。全選手がパッキャオに質問し、アドバイスや激励を受けた。
 井上尚にワンポイント指導する一幕もあった。ミット打ちでワンツーを打つ井上尚に、「フックも打ってください」とリクエスト。動きを見ると自らグローブを付け「フックはもう少し肘を上げて、打ち下ろす方がいい。相手が頭を下げても当たる」と実演しながらアドバイスした。パッキャオと初対面の井上尚は「理にかなっている。軌道が変われば当てるポイントも変わってくる。1カ月くらいトレーニングしてみようかな」と、年末の世界戦に向けた武器の一つする考えも示した。
 パッキャオは5日(日本時間6日)に米ラスベガスで王者ジェシー・バルガス(米)に判定勝ちし王座に返り咲いたばかり。次戦については「4月か、5月になると思う。その頃は上院がオフになるので」と明かした。また、メイウエザーとの再戦には「再試合の可能性があるならワクワクするけど、そんな話はまったくしていない」と素っ気なかった。

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