2016年4月18日月曜日

前戦時のオプション、エリク・モラレス(メキシコ)が送ってくる刺客

20160416boxbeat
5月8日/東京・有明コロシアム IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ
3階級制覇達成後初のリング
王者八重樫、楽勝説を嫌う
メキシコの刺客テクアペトラ相手に初防衛戦
33歳のベテラン王者八重樫東が「3階級制覇」を達成後初のリング登場である。
10位のマルティン・テクアペトラ(メキシコ)相手にIBFベルトの初防衛戦。
あえてランク下位を選んだのではなく、前王者陣営の指名した相手だ。
「楽な相手などいない」という八重樫は楽勝説に危機感を覚えているという。
有明のリングでどんなドラマが待っているのか-?

試合の約1ヵ月前、横浜駅に近い大橋ジムを訪れると、八重樫は日本フライ級王者の粉川拓也(宮田)を相手に5ラウンドのスパーを行っているところだった。
 ジムには井上兄弟や松杢光、井上浩樹ら20代そこそこの若い選手たちが元気に動き回っている。その中で失礼ながら「おっさん風」といってもいいかもしれない33歳のチャンピオンがマイペースで動いていた。
 スパーでも圧倒的に強いわけではない。むしろ実践型の八重樫は、本番で人を驚かせるような強さを見せることがあっても、ルーティンのジムワークではあまり目立たない。
 この日も、仮想テクアペトラ粉川のアッパー連打にロープを背にする場面もしばしばだった。

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