2016年4月9日土曜日

田中ベルトを返上、木村悠引退

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boxing-times  2016.04.08
田中はベルトを返上。木村悠が引退
7日、名古屋市内にある畑中ジムにて、WBO世界ミニマム級王者田中恒成が記者会見を開き、5月28日(土)名古屋国際会議場で次戦を行うことを発表、同時に保持していた同級のベルトを返上することを合わせて発表した。

田中は、昨年5月に日本最速となる5戦目での世界タイトル獲得を達成。12月の初防衛戦で、ビック・サルダール(フィリピン)を6回KOで下すものの、5回にダウンを奪われるなど、ウェイト面での調整に難を抱えていた。

次戦は、ライトフライ級10回戦で、IBFライトフライ級9位のレネ・Nice Guy・パティラノ(フィリピン)。戦績15勝(7KO)1敗2分の24歳で小柄なオーソドックス。2013年2月に、現WBA世界ライトフライ級暫定王者、ランディ・ペタルコリン(フィリピン)と、PABA同級のタイトルマッチを争い、負傷判定1-0(77-75、76-76、76-76)で引き分けている。また過去にWBC同級8位を保持していたこともある、なお2016年1月のランキングで圏外に。

WBA世界ライトフライ級王者田口良一(ワタナベ)、IBF世界ライトフライ級王者八重樫東(大橋)と2名の日本王者が君臨する階級だけに、どちらに照準を合わせていくのか興味深いところだ。

前WBC世界ライトフライ級王者木村悠が引退を発表
前WBC世界ライトフライ級王者木村悠(帝拳)が、自身のSNS上で引退を発表した。

アマチュア時代に全日本選手権を制するなど、輝かしいキャリアを収めた木村は、帝拳ジムにてプロキャリアをスタート。6戦目で初黒星を喫し、ブランクをしばらく作るものの、商社マンボクサーとしてリニューアルを果たし、2014年2月に日本ライトフライ級王者に。3度の防衛に成功した後、返上。

満を持して臨んだ、WBC王者世界ライトフライ級タイトルマッチにて、王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)を僅差判定で下し、悲願の世界チャンピオンに。迎えた初防衛戦で、ガニガン・ロペス(メキシコ)の圧倒的な手数の前に、3-0の判定で初防衛に失敗した。

「たくさんの方に支えられて現役生活をやりきることができました。」と感謝のコメント。「色々なことにチャレンジしながら、前に進んで行きたい」とセカンドキャリアでも、前向きな姿勢でチャレンジしていくことを表明した。

プロ通算成績は、22戦18勝(3KO)3敗1分。

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