2016年2月23日火曜日

そうじゃないでしょ、自を精進しなければ

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CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言 2016-02-23 10:23:19
琴奨菊よ、そうじゃないでしょ・・・と思う私。
家人は、今、反省中、というか、
26日の飲み会のスタンバイ中というか、
昨日もほとんど飲んでいない・・・良きことです。
実は体調がすこぶる悪かった我が家の猫。
私のベッドからほとんど動かなかったが、
動物病院での注射も効いて、元気になりつつある。
動物は、痛いとか痒いとか言えないからなぁ。。。
今回かなり辛そうで、かなり心配した。
どうやら娘も体調不良・・・らしい。
もう大人なので、自分でクリニックに行ってお薬ももらっているらしい。
私は、よく寝て、よく食べて、普通に元気だ。

そんな中、私は琴奨菊の発言に耳を疑った。
そして、少し不機嫌である。
昨日、パトリック・チャンのことを少し書いたが・・・
つまり、自分のスタイルを探求する姿勢・・・それが、美しい。
ジャンプが、何よりも得意な選手もいれば、
スピンが、ステップがと、それぞれ得意なこと、不得意なことがある。
そんな中で、競う相手のことを意識しながらも、自分を磨く精進する。
さらに、得意なことが増えることもあるだろう、とにかく、『自分』を精進する。
フィギャスケートは格闘技ではない。
だから、比べられないという方もいらっしゃるかもしれないが、私はそうは思わない。
勝つために戦う一番の強敵は『自分』である。
そう思っている。
人生もまたしかり・・・自分なのだ。
もちろん、全部が同じとは言わないけれど、『通ずるものがある』何事も。

私は、ブログに何度か八重樫東のことを書いている。
素晴らしいボクサーだ。
彼の魅力も、自分のスタイルを確立し、
しかもインサイドボクシングという・・・ある意味、
恐怖に打ち勝つことがまず大前提のスタイルで敵の懐に飛び込んでい
く。
そのスタイルを徹底し、世界チャンピョンになった。
その姿は、その存在は、私に勇気をくれる。

大相撲初場所で最高優勝をした、待望の日本出身力士の優勝を果たした琴奨菊。
日本人が勝てないのは、相撲道を重んじすぎるから。
横綱が猫だましをする・・・変わろうが張り差しをしようが、『勝つ』こと。
そういう横綱がいるのだから、勝つためには、相撲道という精神論では無理なんだ。
軸をずらしたり、様々な工夫をして優勝をすることができた。
というような趣旨の発言だった・・・

愕然とした。
貧すれば鈍する・・・
「衣食だけではいかんのだ、
衣食と同時に人間として修めるべきもの、教えるものを教える、いわば徳育ですか、
そういうものと並行してやったときに初めて、衣食だけ足れば礼節を知るんであると、
しかし、衣食だけ足らしただけでそのほうをほっておけば、
かえって体に力がついて悪いことをよけいしよる。」=松下幸之助発言集 第12巻より
モンゴル出身の関取は嫌いではない。
外国出身の力士も隔たりなく応援している。
文化の違う力士たちが日本の相撲界で生きることはとても大変なことだ。
そんな中で、モンゴル出身の関取が、ずっと横綱を張っている。
そして、張り差しもするし、立ち合い変わる、猫だましまで繰り出す・・・
そして『後の先』を口にする・・・『後の先』とは何ぞや!
日本人の精神を、その理解をせずに語られた時の日本人としての忸怩たる思い。
そんなものを抱えながらも、
モンゴル出身の横綱にも、その強さ、その礼節、態度に拍手も送る。
そんな日々を送ってきた、一相撲ファンとして・・・

何たることぞ、琴奨菊。。。
春場所・・・観る気がそがれるようなこの発言。
自分の相撲をしっかり取り切って横綱を目指します!
なぜそう言えない。
日本人力士が勝てない理由ですと!
100年早いわ!!
私の個人的な好みの問題ですけど、
とにかく、琴奨菊の発言に、がっかりしていた・・・
そこに、パトリック・チャンの渾身のフリー。
負けても、勝っても、自分のすべきことをやりきる。
その姿に感動するんだ。
勝つための小細工をして、勝った・・・
勝ちゃいいってもんじゃないだろう!
そう思う。
勝てば官軍負ければ賊軍。
賊軍結構でござる!
負けても心だけは売るもんか!
あ~、書いてしまった・・・
私の心のつぶやきでございます・・・
古くからの一相撲ファンのささやきでございます。
100年早いどころか、私が相撲を語るなど1000年早いのですが・・・
1000年の寿命もないものですから・・・今感じたことを書いております。
私自身は、たいした努力もせずにのらりくらりと生きております。
そんな私の・・・勝手な独り言でございます・・・
でもさぁ・・・やっぱり・・・
琴奨菊よ、そうじゃないでしょと思う私なのであります。
とにかく、私は、発声練習するとしましょう・・・『自分』を精進しなければ。。。

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