2015年12月21日月曜日

発展途上、肉体再改造

http://sportsnewsmatome.com/article/152283
スポーツニュースまとめ 2015年12月20日
【BOX】八重樫 3階級制覇へ元長距離ランナー野木トレーナーと二人三脚
◆プロボクシング ▽IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ハビエル・メンドサ-八重樫東(29日、東京・有明コロシアム) 元世界2階級王者でIBF世界ライトフライ級8位の八重樫東が、肉体再改造で3階級制覇を狙う。IBF世界同級王者ハビエル・メンドサとの世界戦に向け、19日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開。今回の一戦から元WBC世界フライ級王者・内藤大助氏(41)も師事した野木丈司トレーナー(55)の下で脚力強化に着手。久々の公開練習で、抜群のスピードと切れ味を披露した。 「激闘王」が再起動だ。八重樫はミット打ちで、前後左右に動き回り、素早い踏み込みから鋭い右ストレートや左ボディーを放った。抜群の機動力を披露したベテランも今回で世界戦は10試合目。「年を重ねた分だけ積み重ねたものがある」と語りつつ、「まだ発展途上」と表情を引き締めた。 昨年12月に3階級制覇を狙ったWBC世界ライトフライ級王座決定戦でゲバラ(メキシコ)にボディー一撃で沈められた。崖っぷちに立たされた男は「もう少し自分を変えられると思う」と新しい環境に身を投じた。大一番を控え、フィジカル面の専属トレーナーを土居進氏から野木氏に代えた。 野木氏は元長距離ランナーで、シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子氏の師匠、小出義雄氏の教え子。WBC世界フライ級王者だった内藤氏も師事した。パワーとスピードの源は骨盤回りの安定にあるとの理論の下、走力を強化。八重樫はこの日午前に約100段の階段ダッシュなど過酷メニューを約2時間行い、公開練習に臨んだ。 八重樫は減量を考慮し、筋肉量を増やさず、体の動かし方で最大限のパフォーマンスを発揮できるかに腐心する。野木氏のほか、格闘家の指導経験が豊富な和田良覚氏(52)にも師事し、柔軟性向上などに取り組む。肉体再改造に「達成感があり、試合が楽しみ」と手応えを感じている。 11月上旬から夫人と3人の子供たちと離れ、ジム近くのマンションで一人暮らしをする。恒例の“独身”生活だが、風邪が流行する時期を考慮し、普段より1か月早めた。最後に会ったのは今月上旬とあって「さすがに寂しい」とぼやく。日本人3人目の3階級制覇へあと一歩。「勇敢な相手に自分も覚悟をつくって臨みたい」ともう腹をくくった。

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