応援ツアー参加者募る

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岩手日日新聞　（12/02）
八重樫選手応援しよう　地元後援会
３０日、ボクシングＷＢＣ王座決定戦　ツアー参加者募る
　２階級で世界王者となった北上市出身のプロボクサー八重樫東選手（31）＝大橋ジム＝が30日に挑戦する世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）世界ライトフライ級王座決定戦に向け、地元後援会は応援ツアーを実施する。空位となった王座を巡って同級１位のペドロ・ゲバラ選手（25）＝メキシコ＝と対戦し、日本人で２人目の３階級制覇を狙う八重樫選手を応援しようと、ツアー参加者を募っている。
　八重樫選手は黒沢尻工業高校から拓殖大に進み、２００５年にプロデビュー。11年に世界ボクシング協会（ＷＢＡ）ミニマム級王座を獲得した。12年６月に井岡一翔選手とのＷＢＡ、ＷＢＣ王座統一戦に判定で惜敗してからは、階級を二つ上げ、13年４月にＷＢＣ世界フライ級王者の五十嵐俊幸選手を破って王座を獲得、今年９月ローマン・ゴンザレス選手に敗れるまで３度防衛を果たした。プロ通算成績は24戦20勝（10ＫＯ）４敗。
　対戦するゲバラ選手は現ＷＢＣ世界ライトフライ級シルバー王者で、軽快なステップワークから左のジャブ、ワンツーを基本にリズムよくボクシングを組み立てるメキシカンボクサー。プロ通算成績25戦23勝（15ＫＯ）１敗１分け。
　会場は東京体育館。八重樫選手と同じ大橋ジムに所属する井上尚也選手（21）の世界ボクシング機構（ＷＢＯ）世界スーパーフライ級タイトルマッチも行われる。
　後援会のツアー参加費は、往復の新幹線代とホテル代込みで３万円。チケットは指定Ｂ席で１万円。申し込み締め切りは８日。
　申し込み、問い合わせは後援会事務局阿部さん＝０９０（３３６０）４９６８＝まで。