2014年11月17日月曜日

ペドロ・ゲバラ選手の戦績

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いんたれすとにゅーす 2014年11月10日
プロボクシング前WBC世界フライ級王者・八重樫東選手が、
3階級制覇に挑むことが発表されました。
日時・場所は12月30日に東京体育館、
WBC世界ライトフライ級王座決定戦に出場し、
同級1位でシルバー王者のペドロ・ゲバラ選手(メキシコ)と
対戦するとのことです。
八重樫選手と同じ大橋ジムに所属する
WBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥選手が
2階級制覇をかけてWBO世界スーパーフライ級王者の
オマール・ナルバエス選手(アルゼンチン)に挑むと
発表されたのが11月6日。
それから4日、井上選手が返上する王座の決定戦に、
八重樫選手が挑むことが発表されました。
対戦相手のゲバラ選手は1989年6月7日生まれの25歳。
オーソドックススタイルのボクサーで、
これまでの戦績は25戦23勝(15KO)1敗1分。
ペドロ・ゲバラ選手の戦績
試合日 対戦相手 対戦相手の国籍 対戦相手の戦績 試合結果 備考
2014-09-20 Alejandro Morales - 14-4-0 6回TKO勝ち -
2014-05-31 Armando Torres - 19-11-0 8回判定勝ち -
2013-11-30 Ivan Meneses - 18-12-1 3回TKO勝ち -
2013-07-20 マリオ・ロドリゲス メキシコ 15-7-4 12回判定勝ち WBCシルバー世界ライト

フライ級王座防衛1
2013-03-30 ラウル・ガルシア メキシコ 33-2-1 12回判定勝ち WBCシルバー世界ライト

フライ級王座決定戦
2012-08-04 ジョンリル・カシメロ フィリピン 16-2-0 12回判定負け IBF世界ライトフライ級

タイトルマッチ
2012-05-19 ホセ・グアダルペ・マルチネス メキシコ 15-6-1 12回判定勝ち NABF北米ライ

トフライ級王座防衛2
2012-04-14 Patricio Camacho - 12-6-1 2回KO勝ち -
2011-12-10 マヌエル・ヒメネス メキシコ 11-1-1 5回TKO勝ち NABF北米ライトフライ

級王座防衛1
2011-10-22 ホルレ・エストラーダ コロンビア 13-5-0 7回TKO勝ち NABF北米ライトフライ

級王座決定戦
2011-05-28 マリオ・ロドリゲス メキシコ 10-6-3 12回引き分け WBCシルバー世界ライト

フライ級王座防衛1
2010-12-18 カルルイス・ディアス コロンビア 11-1-0 3回KO勝ち WBCシルバー世界ライト

フライ級王座決定戦
2010-11-13 Raul Garay Carreon - 2-18-1 1回KO勝ち -
2010-08-14 German Aaron Cota - 0-22-3 3回KO勝ち -
2010-07-16 Charly Valenzuela - 17-13-4 5回TKO勝ち -
2010-06-04 Doroteo Aguilera - 2-9-1 5回TKO勝ち -
2010-03-27 Jesus Hernandez - 3-1-0 4回判定勝ち -
2010-02-05 German Aaron Cota - 0-20-3 8回判定勝ち -
2009-11-21 Cesar Lopez - debut 1回KO勝ち -
2009-10-10 Pedro Gonzalez - 1-3-0 3回TKO勝ち -
2009-07-11 Noe Alvarez - 1-12-1 2回TKO勝ち -
2009-06-13 Miguel Angel Hernandez - 0-1-0 6回判定勝ち -
2009-05-16 Francisco Lopez - 0-3-0 3回TKO勝ち -
2009-03-14 German Aaron Cota - 0-18-3 4回判定勝ち -
2008-03-15 Gabriel Lopez - 2-13-0 2回TKO勝ち -
対戦相手の戦績はその当時のものです。
数字は[勝ち-負け-引き分け]の数となります。
2008年にプロデビューし、
比較的イージーな相手との対戦でキャリアを積みます。
13戦全勝でむかえた14戦目、
WBCシルバー世界ライトフライ級王座決定戦に挑み、
コロンビアの新鋭、カルルイス・ディアス選手を敗り、王座獲得。
後のIBF世界ミニマム級王者マリオ・ロドリゲス選手を相手に
引き分けで初防衛に成功した後、NABF北米ライトフライ級王座を獲得。
そして20戦目、世界初挑戦となる
IBF世界ライトフライ級タイトルマッチに臨みます。
しかし当時の王者、ジョンリル・カシメロ選手に
初回にキャリア初となるダウンを奪われる苦しいスタートとなります。
その後、粘り強く戦ったゲバラ選手でしたが、
1-2のスプリット・デシジョンで判定負けし、
世界初挑戦は失敗に終わりました。
復帰戦で再度WBCシルバー世界ライトフライ級王座を獲得し、1度防衛。
その後調整試合を3試合重ね、八重樫選手との王座決定戦に臨みます。
WBCシルバー王座、NABF北米王座で戦った選手は、
後の世界王者や世界挑戦者といった強豪で、
十分なキャリアがあるといえそうです。
一方の八重樫選手は今年9月5日、WBC世界フライ級王座を奪われた
ロマゴンことローマン・ゴンサレス選手との一戦は、
観る者を熱くさせる激闘でしたが、
調整試合を挟まず復帰戦が世界戦になるということで、
減量やロマゴン戦でのダメージが心配されます。
強打のあるゲバラ選手だけに、
ロマゴン戦のような激闘はできれば避けたいところです。
八重樫選手としてはエドガル・ソーサ選手との防衛戦で見せたような、
足を使い相手の正面に立たず、
こちらのパンチだけが当たる距離とポジションを維持した
戦い方をしたいところです。
ロマゴン戦ではゴンサレス選手のプレッシャーが強く、
上記の作戦が通じないことを感じ取り、
玉砕覚悟の打ち合いを選択しましたが、
ゲバラ選手が相手であればこの作戦を実行できると思われます。
先にも書いた通り、一階級下げることによる減量、
ロマゴン戦でのダメージといった不安要素もありますが、
最高のコンディションを作ることができれば、
八重樫選手の3階級制覇が期待できるのではないかと思います。
同日行われる井上選手の世界戦とともに、
2人の日本人選手が世界王者となることを期待したいと思います。
ゲバラ選手の直近の試合の動画はこちら。

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