2014年11月20日木曜日

リアル3階級への挑戦を振り返ると

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リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論 2014-11-09 22:17:32
本当の3階級制覇は色あせない
亀1が惨買級を買って以来、数字的な記録に意味を見いだせなくなったボクシング・ファンも多いと思いますが、確かに2階級制覇の価値は暴落しっぱなしで猫も杓子もって感じですが、意外と3階級制覇の壁はまだ破られてなかったりします。このあたりは我が国の聖域がまだ守られてるのかな?とちょっとだけ嬉しくなりました。そこでリアル3階級への挑戦を振り返ると・・・

①ファイティング原田:フライ→バンタムと制してフェザーはファメンションに2度跳ね返される。JR(スーパー)クラス抜きの紛うことなき真の挑戦。

②井岡弘樹:ストロー→JRフライと制してフライではグリマン、セーン、ボニーニャに軒並み倒され完敗。Sフライでは飯田と熱闘も判定に納得いかない一翔父が審判を殴る一幕も。でも井岡叔父の挑戦は強い王者ばかりで立派でした。

③長谷川穂積:バンタム→フェザーと制して2つ上げて一つ下げてのSバンタム挑戦でキコ・マルチネスに完敗。一番いい時なら「お客さん」だっただろうになあ・・・現役続行か引退か揺れてるもののどんな決断を出しても尊重します。

④井岡一翔:ミニマム→ライトフライと制してフライではアムナットに完敗。ミニマムでの路線は本物だったのにライトフライでロマゴンを避けたのがケチの付け始め。叔父さんは柳明祐と戦ったのだよ、ロマゴンとやらねば何階級制覇しても揶揄され続けるだろう。

そして今後、この聖域に挑む選手たち

①ホルヘ・リナレス:フェザー→Sフェザーと制覇して次はライト級狙い。デマルコに敗れてるものの充実してる今がチャンスか。海外での防衛戦の多さや戦う姿勢に文句は無いが、戴冠戦が二つとも決定戦なのが気に入らない。

②粟生隆寛:フェザー→Sフェザーと制して次はライト級狙いも同門リナレスと同階級。ラリオスやタイベルトからの戴冠戦は見事だったが、試合の出来不出来が差がありすぎるのは問題。

③八重樫東:ミニマム→フライと制して次はライトフライ。2つ上げて一つ下げる長谷川パターン。ミニマムでの井岡戦やフライでのロマゴン戦など負けた試合でも男を上げた。ライトフライはゲバラとの決定戦だがさて・・・?

・・・ということで我が国では誰も今まで「本当の」3階級制覇は成し遂げていません。
真の記録は崇高であって欲しいものです。

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