デイリー 2014年9月7日
八重樫3階級狙う!再起戦が世界戦も
4度目の防衛に失敗した前WBC世界フライ級王者・八重樫東(31)=大橋=が、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との激闘から一夜明けた6日、横浜市内の大橋ジムで会見に応じた。ボクシングファンだけでなく、日本中を熱くさせた男は傷だらけの顔で再起を誓った。
赤く腫れた顔。右目の上には、ばんそうこうを貼っていた。「右の鼓膜が破れているみたい。6回に右ストレートを耳にもらってからバランスもおかしくなった」と苦笑いを浮かべた。激闘から一夜明けた八重樫は「悔いはありますよ。ゴンサレスは、やはりよかった。プレッシャー、パンチ、動き。すべて初めての経験だった。獣じみた強さでなく、クオリティーの高いボクシングだった」と、拳を交えた手応えを明かした。
早朝からジムには「感動した!!」とファンからの電話が殺到。八重樫のブログにも多くの激励の書き込みがあった。防衛に失敗したが、引退はしない。「ライトフライかスーパーか…。ライトだと減量が7、8キロになるんでしんどいんですけどね」と言いつつ、会長に一任する。
大橋会長は「(ライトフライに)下げて3階級も考えています。再起戦が世界戦の可能性もある」と、大一番を乗り越えた愛弟子の今後に期待していた。
http://www.daily.co.jp/ring/2014/09/06/0007305340.shtml
デイリー 2014年9月6日
【川嶋評論】全力出し男を上げた八重樫
WBC世界フライ級王者・八重樫東(31)=大橋=が壮絶に散った。プロアマ通じ無敗の怪物、ローマン・ゴンサレス(27)=ニカラグア=の前に9回2分24秒TKO負け。4度目の防衛はならなかった。ゴンサレスは母国の英雄・アルゲリョに肩を並べる悲願の3階級制覇を達成。プロアマを通じ127戦無敗、プロ成績を40勝(34KO)に伸ばした。セミファイナルのWBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(21)=大橋=は挑戦者サマートレック・ゴーキャットジム(29)=タイ=を11回1分8秒TKOで下し、初防衛に成功。フライ級へ転向し、2階級制覇に挑戦することを表明した。
【川嶋勝重ホットアイ】やっぱりローマン・ゴンサレスはレベルが違いました。1ラウンド開始直後に八重樫が速い左ジャブを打ったんですが、それをいとも簡単にさばいてしまった。このシーンを見て、“これは厳しい戦いになるな”と感じました。ロマゴンはアップライトのスタイルから強烈なプレスをかけてくる。下の階級から上がってきているのに、八重樫より体が大きく見えるくらい前に出てくる重圧がすごい。
本当はもっと足を使ったり、スピードを生かして出入りしたかったところですが、途中の公開採点で大きくリードされ、正面からリスク覚悟の打ち合いを挑まざるをえない展開になってしまった。中盤からダメージの蓄積が明らかでしたし、8ラウンドには完全に足にきて動けなくなりました。その時点で勝負は決していました。でも、全力を出し尽くしたファイトで男を上げたと思います。
井上尚は挑戦者との実力差があり過ぎて、逆に得意のカウンターが取りづらくなってしまった。それでも左ジャブだけで完全に試合をコントロールしていたし、スイッチも試していました。見ている人には倒すまでに時間がかかったと思うかもしれません。しかし、彼のキャリアにとっては長いラウンドを経験したことは必ず将来に生きるはずです。(元WBC世界スーパーフライ級王者)
http://www.daily.co.jp/ring/2014/09/06/0007305358.shtml
デイリー 2014年9月6日
最強ロマゴン、八重樫は一番強かった
軽量級最強の男、ローマン・ゴンサレス(27)=ニカラグア=が母国の英雄アレクシス・アルゲリョに並ぶ悲願の世界3階級制覇を果たした。3回に左フックでダウンを奪うと強打で終始圧倒。9回、連打で粘る八重樫東(31)=大橋=を仕留めた。
プロアマ通算127戦127勝と無敵の男はリング上で号泣。「人生で最重要な試合だった。王者はパワフルで今まで一番強い相手だった」と八重樫のファイトをたたえた。
早朝に生中継した母国で「国の機能がストップ」(ニカラグアメディア)するほどの注目に応え戴冠。「ニカラグアでは私の勝利を祝ってくれている。栄光はアルゲリョにもささげたい」と語った。
ロマゴンを中心に動いていく軽量級。「今後はもっと困難な試合になる」と新王者は誰でも迎え撃つ覚悟だ。
http://www.daily.co.jp/ring/title_match/2014/09/06/0007305816.shtml
デイリー 2014年9月6日
八重樫、壮絶に散った…9回TKO陥落
王者・八重樫東(31)=大橋=が壮絶に散った。プロアマ通じ無敗の怪物、ローマン・ゴンサレス(27)=ニカラグア=の前に9回2分24秒TKO負け。4度目の防衛はならなかった。ゴンサレスは母国の英雄・アルゲリョに肩を並べる悲願の3階級制覇を達成。プロアマを通じ127戦無敗、プロ成績を40勝(34KO)に伸ばした。
控室に引き揚げ、椅子に座った八重樫は、生まれて間もない次女を胸に抱いてしばらくの間泣いた。「子供の顔を見たら涙が出て…悔しかったんでしょうね」とつぶやいた。
http://www.daily.co.jp/ring/title_match/2014/09/06/0007305816.shtml
八重樫、壮絶に散った…9回TKO陥落
デイリー 2014年9月6日
壮絶に散った。ゴンサレスに一歩も引くことなく打ち合った。3回には左フックでダウンを奪われ、その後もガードを割られてパンチを浴び、8回には足がよろけていた。
それでも打ち返した。左ボディーでロマゴンの顔をゆがませ、ラッシュもかけた。2回から右目が腫れ上がったが、まったくひるまなかった。
8回以降はガードもせず拳を振るった。「打ち返さないといけないと思っていた」と、精神力で立ち向かった。オープンスコアが0‐3と不利なまま迎えた9回、連打で自軍コーナーに詰められて2度目のダウン。レフェリーが試合を止めた。「もうちょっと行けると思った」と振り返った。
大橋会長は「最近、強い挑戦者から逃げてベルトを守る風潮があるが、いかがなものか。八重樫も同じ考え」と、この防衛戦を決め、準備してきた。
八重樫は「ハードパンチャーだけど、技術が超一流。ワンツーの後、3つ目が来て下がらされてしまう。勉強になりました」と、新王者をたたえた。
「いい試合だった。これボクシングです」と大橋会長は愛弟子を称賛。今後について「スーパーフライかライトか…3階級(制覇)の選択肢もある」と見据えていた。
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