http://ameblo.jp/enjoyboxinggym/entry-11508020607.html
エンジョイボクシングジム 2013-04-09 13:21:08
勝利への執念
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八重樫東選手は、アマチュアで4戦4敗と分が悪い五十嵐選手との対戦。
普通に距離を取って戦えば、五十嵐選手のリーチが流れを制しただろう。八重樫選手は1ラウンドから積極的にサウスポーのレバーを狙っていく。あまりにも見え見えの作戦に、五十嵐選手は足を使うと思って見ていたら、意外にも足を使わずに打ち合う構えを見せた。王者の意地か?プライドか?大橋会長の試合直前のメッセージ「これでアウトボクシングだったら、ずっこけちゃいますよね。」という心理的な揺さぶりも功を奏したようだ。五十嵐選手の勝ち気な性格まで、この作戦にはインプットされていたのか?第五ラウンド、帝拳陣営は小さなミスを犯す。オープンスコアでリードされていることを知った焦りからだろうか?五十嵐選手のボディにワセリンを塗り込んでリングに送り出したのだが、レフェリーはこれを却下した。八重樫選手の左右のボディブローをワセリンで滑らせて直撃させない為の処置だったが、あまりに塗り過ぎた。
八重樫陣営はほくそ笑んだことだろう。きっと「作戦は成功している」と確信を持ったに違いない。帝拳陣営にとっては痛恨の心理的ミスとなった。結果として、八重樫選手は自信を持ってボディ攻撃を続けたのだから…。
5戦5敗だけは避けたい!何よりも五十嵐選手に勝ちたい!
いつものように泥臭くて不器用だが、八重樫選手らしい良い試合だと思った。いつもは控えめな八重樫選手だが、今回だけは勝利への執念を隠さなかった。
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やっぱり、ボクシングってのは本当に素晴らしい。そしてやっぱり、ボクシングっていうのはこうでなくっちゃ。昨日、スーパーファイトを魅せてくれた各選手に、心から感謝します。
http://ameblo.jp/enjoyboxinggym/entry-11527124169.html
エンジョイボクシングジム 2013-05-09 14:49:13
最強コンピュータと最強ハッカー
井岡一翔選手のボクシングを見ていつも思うこと。
彼のボクシングは、綿密にプログラムされたコンピュータのようだ。
そこに人間らしい匂いは一切しない。彼の最大の武器は“冷静さ”だ。
彼の脳には、コンピュータの指示が直接届いているように見える。【アブナイ!ソノキョリハトテモキケンデス。スグニサガリナサイ。】するとすぐにバックステップする井岡選手。彼は感情をまるで出さない。
本当にコンピュータの指示を寸分違わず実現する高性能ロボットのようだ。あのリゴンドーやガンボアですら感情が爆発してしまう時がある。
そういう瞬間に、彼らのやんちゃだったわんぱく時代が垣間見えたりする。すると僕は「あぁ、彼らも人間なんだな…」と思ってちょっとホッとする。でも井岡選手には、そういった場面が本当にないのだ。皆無なのだ。ある意味驚嘆に値する。人間がここまで感情抑制できるのか…と。彼は本当は、運動選手ではなく幾何学系の数学者ではないのか?とさえ思う。彼の試合の組み立ては、高等数学の矛盾の証明のようだ。
矛盾を指摘しながら、あり得ない可能性をひとつずつ消していき、最終的に彼の勝利を証明する、という模範解答を導き出していく。井岡陣営のコンピュータは対戦相手のマーケティングリサーチも完璧だ。
僕は、彼の世界戦の対戦者にはある共通項がある、と推察している。彼のボクシングの良さを引き出すボクサータイプが多い、という共通項だ。唯一のイレギュラーチョイスが、八重樫東選手だったように思う。もっとも八重樫選手は、誰でも激闘に巻き込む厄介なスタイルだが…。それ以外の対戦者はすべて、井岡選手の良さを際立たせるスタイルばかりだ。彼のコンピュータをハッキング出来るような選手が現れるのだろうか?Lフライ級では、現時点では【世界に敵無し】のように思われる…。彼が“人間らしい感情”を爆発させてしまうような試合を、僕も是非観てみたい。それが可能な対戦相手候補が、日本にひとりだけいる…。
井岡選手の高校6冠の記録を破り、高校7冠を達成した男だ。井岡選手がアマチュア時代に成し遂げられなかった全日本王座の獲得。その男は、高校生の時に全日本を制覇した。その男の名は井上尚也(大橋)。
井上選手は、どんなコンピュータボクサーでもハッキング出来る
史上最強のプログラムハッカーだ。彼の野性はコンピュータを凌駕する。彼の強引なプログラム破壊活動を井岡選手はブロック出来るのか?最強のセキュリティを誇るコンピュータプログラムの幾何学ボクサーと、
どんなコンピュータでも破壊出来るであろうハッカーボクサーの矛盾対決だ。ランキングとか無視して、どうしてもこの試合だけは観てみたい。井上選手がフジテレビと専属契約を結んだことで、TBS系列の井岡選手とは対戦の実現が難しくなったと聞く。でも、ボクシングファンは、テレビ局の都合なんか知ったことじゃない。このふたりの対戦なくして、日本のボクシング界に未来などありえない。
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