2022年10月12日水曜日

(2022)10月10日(月曜日) 岩手日日1面

 


令和4年(2022)10月10日(月曜日) 岩手日日1面    (日刊)

  岩于日日新聞祉2022 

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スポーツの秋 駆ける

初のランフェス、催しも多彩に 北上

 202!年に幕を下ろした「いわて北上マラソン」の後継イベントとなる「ランフェスきたかみ」(運営委主催)は9日、北上市相去町の北上総合運動公園などで初めて開かれた。

同公園を発着点とするランの部には490人がエントリーし、それぞれのペースで秋の北上路を快走。フェスの部では体験コーナーやステージなどが繰り広げられ、大勢の来場者でにぎわっ

た。 【12面に結果】市内外からまちなかコース(24• 5 キロ)に297人、田園のんびりコース(10キロ)に193人が登録。このうちまちなかコースは、きたかみキャンペーンレディの今川そらさん(岩手大)がスターターを務め、北上出身の元プロボクシング世界3階級王者・八重樫東さん(39)がゲストランナーとして参加。一斉にスタートしたランナーたちは、沿道から市民の声援を受けながら展勝地、珊瑚橋、市街地、江釣子地区の和賀川沿いを経て同公園に戻るコースを同コースで男子総合優勝に輝いた樋渡翔太さん(32)=同市鍛冶町=は「市役所付近で一番声援があり、元気をもらえた。展勝地や田んぼもあり、静かでいいコ—ス。去年、入賞を目指していた最後の北上マラソンが中止になり残念だったが、今回優勝できてよかった」と充実した表情を見せた。さっそうと駆け抜けた。

田園コースで男子総合優勝の菊地亮さん(35)=同市飯豊=は「思ったよりも高低差がありタフなコースだったが、涼しくて風もなく走りやすかった。景色も見られて気持ちよかった」と汗を拭った。

  一方、フェスの部では二ユースポーツ体験コーナ—ヽ各産直や豊富なメニューを取りそろえた屋台村、こども鬼剣舞や鹿踊、チアダンスなどのステージィベントがあり、家族連れらが思い思いに満喫した。弟とニュースポーツを体験した三上奏ちゃん(4)おにゃなぎ保育園年少組は「投げるのが楽しかった」とにっこり。母千広さん(33)は「出店を目的に来たらいろいろ楽しめて、小さい子にも対応してもらえた。子供たちも興奮していた」と話していた。

 実行委事務局は「天候もよく笑顔で走っていただいた。ランナー以外の方々ち多く来場し、にぎわいを創出できた」と成果を語った。

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