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ibc岩手放送ニュース 2020年11月03日 19:00
ボクシング元世界王者 八重樫東さんに日報文化賞特別賞
文化やスポーツの分野で優れた功績を残した、個人・団体を表彰する岩手日報文化賞・体育賞の贈呈式が3日、岩手県盛岡市で行われました。今年は9月に現役を引退したばかりの、ボクシングの元世界チャンピオン、八重樫東さんが文化賞特別賞を受賞しました。
戦後まもなく創設された、岩手日報文化賞・体育賞は今年で73回目。今年は文化賞を「動物いのちの会いわて」など1人と2団体が。体育賞を不来方高校カヌー部の小野幸一監督など、3人と1団体が受賞しました。また文化賞、体育賞の枠を超えて、県民に感動を与えた個人・団体に贈られる文化賞特別賞は、県人初のプロボクシングの世界王者で3階級を制覇、9月1日に引退を表明した北上市出身の八重樫東さんが受賞しました。文化賞特別賞の受賞は去年のスキージャンプ、小林陵侑選手に続き4人目です。受賞のあいさつで八重樫さんは2011年秋、世界タイトルに挑む際の、岩手のファンの応援を振り返りました。
(八重樫東さん)
「岩手県の方々がボクシングを通して、俺たちに勇気をくれと、頑張る力をくれと、だから戦ってこいと言ってくれました」
「僕はボクシングでしか恩返しできないんですけど、そういう形であっても何らかの形で、恩返しをしていきたいと思います。すごく楽しいボクシング人生だったなと思います」
様々な分野で功績が認められた受賞者たちは、今後のさらなる活躍を誓っていました。
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