Road to Higher Next~みちのくのミライへ #177・八重樫 澄佳 2019年10月03日(木)

今回は、今年5月に行われた高総体岩手県大会・走高跳競技で、長年破られることのなかった県記録を30年ぶりに塗り替えた黒沢尻北高の女子ハイジャンパー・八重樫澄佳さんをご紹介いたします。
「空を舞うように、優雅に―。」
自身のジャンプの理想のイメージをそのように語る八重樫さん。
8月に行われたインターハイでは自身の記録に惜しくも届かず入賞を逃したものの、その悔しさをバネに、今後の飛躍についてカメラの前で力強く語ってくれました。
https://bit.ly/33hD6JE
スポーツ報知 2019年6月21日 7時42分
女子走り高跳びの新星・八重樫澄佳、大ジャンプで昨年全国総体のリベンジ「最低でも表彰台に」
陸上の東北高校大会(14~17日、秋田)で、全国高校総体(8月4~8日、沖縄)の活躍が期待できるスター候補生が誕生した。走り幅跳びを5メートル79(追い風3・2メートル)で制した本田姫星(きらら、宮城・石巻好文館2年)は昨年7月から同種目を始めた新星。東北女王の勢いで全国上位を目指す。女子走り高跳びを1メートル69で優勝の八重樫澄佳(岩手・黒沢尻北2年)は5月の県総体でランク1位の1メートル75を記録。東北の舞台で出せなかった大ジャンプを全国の舞台で見せる。
仮設テントも吹き飛びそうな強風に耐え、八重樫がリベンジの挑戦権を獲得した。優勝記録の1メートル69は、5月の県総体で全国ランク1位の大ジャンプとなった1メートル75を下回ったが「せめて1メートル70は跳びたかったので、記録としては残念だけど、絶対に優勝するつもりで臨んだ。それが達成できたのは良かった」とホッとした表情で振り返った。
昨年は1年生ながら東北2位で全国総体に出場。予選を通過したが、決勝では1メートル63を跳べずに記録なしに終わった。北上中時代も1メートル69の記録を持ちながら全国中学大会は最高9位。大きな大会で結果を残せてこなかった。「これまでは大会で萎縮してしまっていた」と反省。競技を楽しむために、待っている時間は大好きなK―POPのTWICEの音楽を聴くなど、リラックスすることを心掛け、再び記録向上につなげた。
目指すのはもちろん頂点。昨年の全国総体の優勝記録も1メートル75だけに、可能性は十分にある。「目標はもう一度、1メートル75を跳んで最低でも表彰台に上がること。大きな大会でも結果を残せるようにしたい」と、ひと回り成長した姿を同世代のライバルに見せる。

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