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ボクシングライフW 2019-08-23 06:30
対戦相手の物差し④(八重樫、井岡)
前々回の続き
●八重樫東(元WBAミニマム級、元WBCフライ級、元IBFライトフライ級)
倒した世界王者
①シーサケット・ソールンビサイ(後のWBCSフライ級)
②モハメド・ラクマン(WBAミニマム級)
③五十嵐俊幸(WBCフライ級)
④エドカル・ソーサ(元WBCライトフライ級)
⑤ハビエル・メンドサ(IBFライトフライ級)
デビュー戦のシーサケットに勝っている事を評価すべきかどうかは迷う所。キャリア最大の勝利はエドカル・ソーサ戦。この相手に勝つのは素晴らしい。
敗戦の中にはイーグル、井岡、ロマゴン、ゲバラ、メリンドと言った強豪が含まれる。
立派な拳歴だがダメージの蓄積が気になる。
●井岡一翔(元WBC.WBAミニマム級、元WBAライトフライ級、元WBAフライ級、WBOSフライ級)
倒した世界王者
①オーレイドン・シッサマーチャイ(WBCミニマム級)
②ファン・エルナンデス(後のWBCフライ級)
③八重樫東(WBAミニマム級、後のWBCフライ級、後のIBFライトフライ級)
④フェリックス・アルバラード(後のIBFライトフライ級)
⑤ファン・ピエロ・ペレス(元WBA暫定フライ級)
⑥ファン・カルロス・レベコ(元WBAライトフライ級、WBAフライ級)
⑦ファン・カルロス・レベコ2(元WBAライトフライ級、元WBAフライ級)
⑧スタンプ・ゴーキャットジム(WBA暫定フライ級)
流石に世界戦の数が多いだけに対戦した元現後の世界王者の数も多い。
面白いのは「井岡ジムから独立後、対戦相手のレベルが上がった」と言われるが上記の元現後の世界王者達は独立前の相手ばかり。
やはり、この手法で対戦相手のレベルを推し測るのは限界がある。しかし代案がない。
ペレスは元暫定王者とは言え、井岡戦時は衰えていた。メリンドと戦った頃のペレスは強かったのだが。
先般、四階級制覇を達成したが体格的にはここが限界かも。遠からず田中と井上が並びそう。今後、目標をどこに置くのか?
モチベーションの維持が課題かもしれない。
続く。
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