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日刊スポーツ 2019年5月8日13時13分
亀田和毅「ほんまに鬼」統一戦へ名コーチと地獄合宿
WBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(27=協栄)が8日、7月に予定する同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一戦、“レイワ対決”に向け、和歌山・上富田町の南紀白浜ゴルフ倶楽部で地獄の走り込み合宿をスタートさせた。
朝6時20分から8時40分までゴルフ場内をほぼ走りっぱなし。ダッシュの合間のスクワットとシャドーボクシングが休憩代わりと“鬼教官”秀島正芳トレーナー(37)が用意した練習メニューは文字通り、地獄だった。
練習終盤、秀島トレーナーの「よし。“部屋”にもどるぞ!」の声に亀田が一瞬ほっとした表情をみせたが「部屋」ではなく「フェア(ウエー)」の聞き間違い。笑いとともに、がくっと肩を落としながらフェアウエーに移動し、下半身を鍛えるランジウオークで最後の力を振り絞った。「ほんまに鬼。覚悟していたけど、めちゃくちゃきつかった」。だが、その分達成感もある。「1回から12回まで全部マックスでいける」とバルガス戦に向け、さらに自信を深めた。
“鬼教官”秀島トレーナーは、ゴルフの松山英樹、プロ野球の中田翔(日本ハム)、ボクシング長谷川穂積、八重樫東らトップアスリートを指導してきたトレーニングのプロ。亀田は3月から秀島氏が所属する神戸のジムに通い、肉体改造に取り組んできた。弱かった腸腰筋を鍛えることでパンチの力強さはアップ。また、胸椎のしなりを高めることで拳1つ分ほど、リーチを伸ばせるようになった。今回の走り込み合宿では、12回最後まで俊敏に動き続けるためのスタミナをつける狙いがある。「いまは8合目ぐらい。順調にきている」と秀島トレーナー。この合宿後、実戦練習にきりかえながら、7月まで調整を進めていく。
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