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スポニチ 2019年4月7日 14:44
八重樫、前日計量一発クリア 8カ月ぶりも「気負いは全くない」
ボクシングの元3階級制覇王者・八重樫東(36=大橋)は8日、東京・後楽園ホールでサハパープ・ブンオップ(23=タイ)とスーパーフライ級ノンタイトル10回戦を行う。7日には前日計量が行われ、八重樫はリミットを300グラム下回る51.8キロ、ブンオップは51.6キロで、ともに一度目でクリアした。
八重樫にとっては昨年8月以来8カ月ぶりの試合であり、世界前哨戦。「前哨戦という気負いは全くないけど、一つの試合として年齢も年齢なので一発一発大切に集中して取り組んでいきたい。自分の力をしっかり出せる試合をしたい」と抱負を口にした。 現在はWBAライトフライ級7位、IBFライトフライ級5位、WBOスーパーフライ級10位と3団体2階級で世界ランキングしているが、八重樫自身は4階級制覇に挑戦したい気持ちが強く、スーパーライト級で勝負することになる。
スーパーライト級では5月4日に船井龍一(33=ワタナベ)が米国でIBF王者ジェルウィン・アンカハス(27=フィリピン)に挑戦。WBO2位にランクする井岡一翔(30=Reason大貴)には6月にも王座決定戦の動きがある。
八重樫と同じく3階級を制覇した井岡とは12年6月にWBA、WBC世界ミニマム級王座統一戦で激突。判定負けした因縁の相手でもあるが、八重樫は「僕なんかより周りの人たちが『ヤバいよ。先超されちゃうよ』って心配しているけど、僕は別に先とかどうでもいい。一番最初でなくでもいいと思っている」明言。その上で「井岡君が(ベルトを)獲ってくれたら、借りを返したい。ぶっちゃけ、ターゲットの一人になってくれたら、うれしい。日本人だし、日本にベルトがあれば、やりやすい」と、将来的なリベンジマッチ実現に期待していた。
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日刊スポーツ 2019年4月7日14時27分
八重樫「気負いはない」4階級制覇へ世界前哨戦
ボクシングの元3階級制覇王者八重樫東(36=大橋)が8日、東京・後楽園ホールで4階級制覇に向けた世界前哨戦に臨む。7日には都内で前日計量に臨み、スーパーフライ級(リミット52・1キロ)10回戦で拳を交えるサハバーブ・ブンオップ(23=タイ)と対面。51・6キロでパスしたブンオップに対し、八重樫は51・8キロでクリアし「(前哨戦の)気負いはまったくない。ただ1つの試合として最大限の準備をしてきた」と冷静な態度で19年初戦を迎える。
12年6月にWBA、WBC世界ミニマム級王座統一戦で対戦した元3階級制覇王者井岡一翔(30=Reason大貴)とともに日本男子初の4階級制覇を目指している。先に井岡が6月にもWBO世界同級王座決定戦に臨むことが濃厚。「周囲が『日本男子初を先に越される』と意識していますが、ボクは全然なくて。2番でいいです。記録は大切ですが、巡り合わせやタイミングもあるので」と自然体そのもの。
前回対戦では判定負けした井岡の4階級制覇を応援していると言い「もし井岡君が(ベルトを)取ってくれたらターゲットの1人になる。いつか借りを返したいので」と将来的な再戦をイメージし、リベンジ魂を燃やしていた。
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