2018年12月15日土曜日

ゲスト 井上尚弥 八重樫東

https://bit.ly/2Ey3tTg
とれたてフジテレビ 2018.12.14

今年のフジボクシングは、トリプル世界戦!

フジボクシング2018 伊藤雅雪・井上拓真・拳四朗トリプル世界戦
12月30日(日)19時~21時 ※生中継 / 延長対応あり
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年末恒例の「フジボクシング2018」!今年はトリプル世界戦、日本人として37年ぶりに米国で王座を獲得したWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪選手の初防衛戦、そして、戦慄の70秒KOで世界を震かんさせたモンスター・井上尚弥選手の弟・拓真選手は待望の世界初挑戦、さらに、10月に防衛を達成したばかりの拳四朗選手のV5戦です。海外からも熱い視線が注がれる3選手の競演をお楽しみ下さい!

WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
王者:伊藤雅雪(伴流)vs 挑戦者:エフゲニー・チュプラコフ(ロシア)
トリプル世界タイトルマッチのメインを託されたのは新鋭とも言える伊藤選手。メイン抜てきの理由は、何より7月に敵地・アメリカでタイトルを獲得した試合が圧倒的だったからと言えるでしょう。伊藤選手は7月、米フロリダ州キシミーに乗り込み、同地を本拠地とするクリストファー・ディアス選手(プエルトリコ)との王座決定戦に挑みました。ディアス選手に大声援が送られる中、本人が振り返るように「攻めて、攻めて、攻めて」、判定ながら4ラウンドにダウンを奪う完璧な勝利を収めたのです。アメリカで日本人選手が世界タイトルを奪うのは、実に37年ぶりという快挙でした。類いまれな運動能力を誇り、ワンツー主体の見ていて気持ちのいいボクシングを身上とする伊藤選手は、その端正なルックスも手伝って、ボクシング界のスーパースター候補と期待されています。今回は日本で初めての世界タイトルマッチとなり、「応援してくれた人たちに恩返ししたい」と、凱旋防衛戦に心を弾ませています。その伊藤選手に挑むチュプラコフ選手は、20勝10KOのホープ。一発の破壊力はないものの、チャンピオン自身が「的が絞りにくい」と分析しているように、機動力を生かした嫌らしいボクシングをする選手だと言えるでしょう。伊藤選手が攻め気にはやり、一本調子になると空回りさせられる危険性もありますが、本人は「前回は1ラウンドから攻めてKOを狙う姿勢を見せられた。今回も日本のみなさんにそういう印象に残る姿を見せたい」と相手に合わせるつもりはありません。相手がどんなスタイルでこようと、しっかりつかまえてノックアウトするイメージを作り上げています。この試合に勝利して、再びアメリカのリングに立ち、ビッグネームと対戦するのが伊藤選手の希望。最強挑戦者をいい形で撃破すれば、大きな夢にまた一歩近づきます。未来のビッグスターをこの機会にぜひチェックして下さい。
WBC世界バンタム級暫定王座決定戦
同級2位:ペッチ・CPフレッシュマート(タイ)vs 同級5位:井上拓真(大橋)
井上尚弥選手の弟、拓真選手にいよいよ世界戦のチャンスが巡ってきました。拓真選手は2016年2月、一度はWBOバンタム級王座への挑戦が決まりながら、練習中に右拳を骨折してこれをキャンセル。試練を乗り越えて世界戦の舞台に立つ23歳は「2年越しの世界戦で、やっときたか、という気持ち。でも、この2年でキャリアがつき、必ず獲れる自信がある」と頼もしい限りです。拓真選手が世界タイトルに挑戦するのは13戦目で、尚弥選手の6戦目に比べればずいぶんと遅いですが、それは経験を積めたことの裏返し。拓真選手はこれまでに元世界ランカーや元日本王者、国内外の実力者と試合をこなしてその拳を磨いてきました。「これだけ強豪と戦ってきた選手は拓真しかいない」とは大橋秀行会長の言葉。尚弥選手がいわば天才型なら、拓真選手は努力型と色分けできるのではないでしょうか。その拓真選手が迎え撃つペッチ選手は、48戦全勝33KOという驚異の戦歴を持つタイのファイターです。長身でサウスポーとくれば、やりにくいというのが相場ですが、拓真選手は「サウスポーは嫌いじゃない。スパーリングでだいぶ対策もできてきた」とノープロブレムを強調。自分のボクシングを貫けば、自ずと結果はついてくると信じています。WBA世界バンタム級王座を保持する尚弥選手は現在、トーナメントのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズに出場中。これに優勝すると、WBA、IBF、WBOの3冠王者となり、拓真選手がこの試合に勝てば兄弟でバンタム級の主要4団体王座を独占するという快挙を達成することになります。次々とセンセーションを巻き起こす兄の陰に隠れていた弟の拓真選手が頭角を現し、いよいよ“井上ブラザーズ”の名前を世界に轟かせる日が近づいてきました。
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者:拳四朗(BMB)vs 挑戦者:サウル・フアレス(メキシコ)
「フジボクシング」の常連ファイター、拳四朗選手が世界タイトル獲得からおよそ1年半で早くも5度目の防衛戦を迎えました。試合発表記者会見では「また年末のイベントに呼んでもらえてうれしい」とトレードマークの“拳四朗スマイル”を爆発させました。タイトル獲得試合、そして初防衛戦と微妙な判定勝ちを拾いながら、その後3連続KO勝ちをマークした拳四朗選手は一気に覚醒した印象を与えました。前回のミラン・メリンド戦は元世界王者をまったく寄せ付けずに7回TKO勝ち。「戦い方が分かってきた」と拳四朗選手は表現しますが、「仕留め方が分かってきた」と言い換えてもいいのではないでしょうか。すっかり自信をつけた王者に立ち向かうのフアレス選手は、世界タイトル獲得経験こそないものの、なかなかの難敵だと言えるでしょう。世界タイトルマッチの舞台には1度立って判定負け。のちの世界チャンピオンとは4人も対戦していて、いずれもフルラウンド戦い抜き、KO負けは一度もありません。積み重ねてきたキャリアとタフネスぶりは相当のものだと言えるでしょう。勢いに乗っている拳四朗選手といえども、この相手をKOするのはなかなかハードなミッションです。それでも拳四朗選手は「相手を苦しめて、後半にかけて倒したい」とKOへの意欲に満ちています。今回も理詰めの崩しからつるべ打ちに持ち込む、クレバーかつエキサイティングなファイトが期待できそうです。
コメント
プロデューサー・竹内太郎(フジテレビ・スポーツ部)
「リミットが130ポンド(58.97kg)のスーパーフェザー級は、往年は沼田義明、小林弘、柴田国明ら、近年では内山高志、三浦隆司といった世界王者を輩出した日本に所縁のある階級です。この階級で、今年7月に敵地アメリカで世界王座獲得を成し遂げたのが、“ニュースター”伊藤雅雪選手。見る者をみるみるうちに引き込む超攻撃的なファイトスタイル、その爽やかなルックスも相まって、人気急上昇させていく予感大です。そして、70秒KOで世界を驚愕させた“モンスター”井上尚弥選手の弟、井上拓真選手は、待ちに待った世界王座初挑戦。兄弟で世界主要4団体のバンタム級世界王座の完全制圧という快挙を成し遂げるためにも重要な一戦です。さらに、“ベビーフェイス”拳四朗選手は、ライトフライ級世界王者として5度目の防衛戦、その視線の先には同階級の具志堅用高のV13超えをしっかりと見据えています。“ザ・トリプル”と題した年末恒例の“フジボクシング2018”は、今年もハズレ無し!これぞ本物!質の高いボクシングの醍醐味を堪能できる好ファイトをお約束します。芸術的かつ美しい瞬間の連続をお楽しみください」

試合カード
WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
王者 伊藤雅雪(伴流・27歳)26戦24勝(12KO)1敗1分
vs
同級1位 エフゲニー・チュプラコフ(ロシア・28歳)20戦20勝(10KO)
WBC世界バンタム級暫定王座決定戦
同級2位 ペッチ・CP・フレッシュマート(タイ・25歳)48戦48勝(33KO)
vs
同級5位 井上拓真(大橋・23歳)12戦12勝(3KO)
※1995年12月26日生(試合時23歳)
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者 拳四朗(BMB・26歳)14戦14勝(8KO)
vs
同級8位 サウル・フアレス(メキシコ・28歳)34戦24勝(13KO)8敗2分
番組概要
タイトル
『フジボクシング2018 伊藤雅雪・井上拓真・拳四朗トリプル世界戦』
放送日時
12月30日(日)19時~21時 ※生中継 / 延長対応あり
出演者
スペシャルゲスト
香川照之
ゲスト
井上尚弥(WBA世界バンタム級王者)
八重樫東

解説
具志堅用高
川島郭志
長谷川穂積
山中慎介

実況
森昭一郎(フジテレビアナウンサー)
立本信吾(フジテレビアナウンサー)
木村拓也(フジテレビアナウンサー)
MC
三宅正治(フジテレビアナウンサー)
中村アン
スタッフ
プロデューサー
竹内太郎
制作
フジテレビスポーツ局

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