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ボクシングニュース 2016年10月18日火曜日
元日本王者の福原力也、12.19ラストファイト
元日本S・バンタム級チャンピオンの福原力也(ワタナベ)が12月19日、後楽園ホールのDANGAN興行で引退試合を行うことが明らかになった。対戦相手はまだ決まっていない。
2000年にプロデビューした福原は強打を武器に連勝を重ね、05年に木村章司を下して日本S・バンタム級タイトルを獲得。2度目の防衛戦で山中大輔に敗れて王座から陥落した。その後、クラスを上げて王座返り咲きを狙ったが、キャリア後半はけがに泣かされ続け、タイトルにはなかなか手が届かなかった。今年3月、日本フェザー級王者の細野悟(大橋)に前年に続いてチャレンジしたが大差判定負け。「自分の身体にムチを打ってやってきたが、けがを克服できなかった。現実を受け入れるしかない」と引退を決意した。
現在も日常生活において関節痛などに悩まされ、12月18日に38歳の誕生日を迎える福原だが「応援してくれた人たちへの感謝の気持ちを戦って表現したい」と12月はエキシビションではなく、公式戦を希望した。対戦相手は未定ながらフィリピン・ランカーに声をかけている最中で、ラストファイトは「負けるかもしれない。ガチです」とのことだ。
現在はスポーツインストラクターとして第2の人生をスタートさせながら、ラストマッチに向けてトレーニングを続ける日々。有終の美を飾り、その後は「ボクシングと運動の素晴らしさ」と伝えていくつもりだ。
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