2022年2月19日土曜日

岩手日報 風土計

 岩手日報 2022.2.19 風土計

・・・スポーツ取材を担当すると、のちに国内外の大会で活躍する選手の「若い頃」出会うことがある。プロボクシングの元世界3階級チャンピオン八重樫東さんもその一人だった。▼22年前の岐阜県での全国高校総体。黒沢尻工3年八重樫さんは優勝インタビューに「地味な練習が一番きついが、やってきてよかった」と語った。リングを降りればあどけなさが残る普通の高校生だった。世界を制す「激闘王」になとるとは想像もしなかった。▼1983年生まれの永井選手と八重樫さん。もっと強くなりたいと願い、肉体の衰えを自覚しながら、己の可能性を信じて努力を続けた。若き日の2人を取材できたこと幸運に感謝する・・・



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