2019年12月20日金曜日

覚悟を決めてリングに

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日刊スポーツ 2019年12月20日14時42分

八重樫東、V2戦から6・5センチ伸びた王者に苦笑
ボクシング・トリプル世界戦の予備検診が、20日に都内で行われた。23日に横浜アリーナで、元世界3階級制覇王者八重樫東(36=大橋)はIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(37=南ア)のV3戦で世界挑戦する。ともに異常はなかったが、リーチは11センチ差あった。
身長は0・5センチ差だったが、リーチは八重樫が164センチに対して、ムザラネは175センチあった。5月の黒田雅之(川崎新田)とのV2戦からは、6・5センチも長くなっていた。八重樫は「長いことは想定も、170センチぐらいだと思っていた。違う種類の人間かと」と苦笑いした。
大橋会長も「びっくり」と驚いた。ムザラネ自身は「知らなかったが、長さで試合をするわけでない」と意に介さず。松本トレーナーも「数字で戦うわけではない」と気にしなかった。
当初は世界戦の1試合目だったが、セミファイナルに昇格した。2年7カ月ぶりの世界王座復帰への戦いもテレビで生中継される。イベントも始まったことで「久しぶりで味わっている。半分ワクワク、いい緊張感もある」と楽しんでいる。決戦まであと3日。「当日は覚悟を決めてリングに上がる。(リーチ差が)あだになる」とニヤリとして、会場を引き揚げた。

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