2018年1月16日火曜日

尚弥、バンタム級で“断トツ最強”

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THE ANSWER 2018.01.11
井上尚弥、VS“タイの英雄”が人気 本場ラスベガス紙「ビッグマッチ10選」で待望論

「2018年にボクシング界が目撃したい10試合」と特集したのは、米紙「ラスベガス・レビュー・ジャーナル」だった。

ファンが渇望する井上のカードは…WBC世界王者ソールンビサイとの統一戦
 2017年のボクシング界は、無敵の5階級王者フロイド・メイウェザー(米国)が総合格闘家で「UFC」2階級王者コナー・マクレガー(アイルランド)を破って50連勝を飾るなど、様々なビッグマッチが盛り上がりを見せた。ボクシングの本場ラスベガスの地元紙は、2018年のボクシングファン待望の10試合を特集。バンタム級転向を明言しているWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)も選出されている。

「2018年にボクシング界が目撃したい10試合」と特集したのは、米紙「ラスベガス・レビュー・ジャーナル」だった。

 10位に登場したのが「Monster」の異名で知られる井上だ。待ち望まれるのは、WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)との統一戦だった。

「ボクシングの世界ではソールンビサイという名前が出てくる以前は、115ポンド(スーパーフライ級)での最高のマッチアップと言えば、イノウエ対ローマン・チョコラティート・ゴンサレスだった。この戦いは2017年にソールンビサイがゴンサレス相手に2勝を挙げ、表舞台に躍り出たために行われないだろう」

 記事では、このように触れられている。ソールンビサイが一躍名を挙げたのが、「ロマゴン」の愛称で知られるニカラグアの英雄との2度の対決だ。2017年3月にゴンサレスが持つ王座に挑戦し、低い下馬評を覆して判定勝ちでWBCのベルトを奪った。その6か月後に再戦でも4回KOで返り討ち。一躍、スーパーフライ級戦線のトップに躍り出た。

正式にバンタム級転向となれば、実現は当面お預けに…
 一方で記事では、「日本の高度なスキルを誇るテクニシャン、イノウエはタイ出身の頑強なボクサー相手にトラブルに直面するかもしれない」とも言及。対戦相手が見つからないほどの強さを誇るとはいえ、ソールンビサイとの統一戦は簡単なものにはならないだろうと触れている。

 ソールンビサイは今年2月24日、米カリフォルニア州で行われる「Superfly2」のメインイベントでフアン・カルロス・エストラーダ(メキシコ)と防衛戦を行うことが決まっている。

 井上も「Superfly2」参戦を切望していたが統一戦は実現せず、バンタム級転向を示唆した経緯があった。同カードが実現するとしても、ソールンビサイが将来的に階級を上げてからのことになる。

 ちなみに、今回のランキング上位は3位がWBA・WBC世界ウエルター級スーパー王者キース・サーマン(米国)とIBF同級王者エロール・スペンス・ジュニア(米国)の一戦、2位にはWBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)対WBC世界ライト級王者マイキー・ガルシア(米国)。そして1位には、WBCヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)対WBA・IBF同級王者アンソニー・ジョシュア(英国)が輝いた。

 今回の格付け企画に選出された日本人ボクサーは井上のみ。その一挙手一投足が世界中のボクシングファンから注目を集めている。


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THE ANSWER 2018.01.12
井上尚弥、バンタム級で“断トツ最強” 海外メディアPFPで6位 ネリ42位&テテ選外

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)は悲願の統一戦が叶わず、V7を達成した昨年12月30日のヨアン・ボワイヨ(フランス)戦を最後にバンタム級転向を明言した。新たな舞台で飛躍に期待が集まるが、海外メディアが公開した全17階級のボクサーの実力を格付けする「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」最新版は6位に選出。「Monster」はバンタム級でも断トツで最強の位置にランクされている。

「ワールドボクシングニュース」選定最新PFPで堂々6位…バンタム級では断トツ評価
 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)は悲願の統一戦が叶わず、V7を達成した昨年12月30日のヨアン・ボワイヨ(フランス)戦を最後にバンタム級転向を明言した。新たな舞台で飛躍に期待が集まるが、海外メディアが公開した全17階級のボクサーの実力を格付けする「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」最新版は6位に選出。「Monster」はバンタム級でも断トツで最強の位置にランクされている。

 2018年1月のPFPで6位に格付けしたのは、海外ボクシング専門メディア「ワールドボクシングニュース」だった。ボクシング界のスーパースターが並ぶ最新ランクで「NAOYA INOUE」の名前も堂々と名を連ねている。

 1位は「GGG」の異名で知られる現WBA世界ミドル級スーパー王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、2位はWBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、3位は元WBOスーパーライト級王者テレンス・クロフォード(米国)、4位は9月にゴロフキンと再戦が決まった元WBC世界ミドル級王者カネロ・アルバレス(メキシコ)、5位はWBC世界ライト級王者、マイキー・ガルシア(米国)。そして、井上は6位にランクしている。

 井上が卒業を明言したスーパーフライ級はタレントの充実で知られているが、WBC世界王者のシーサケット・ソールンビサイ(タイ)は9位。10位には2月24日にソールンビサイとタイトル戦を行うフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が選出されている。だが、バンタム級では井上に迫るほどの猛者は格付け上、存在しない。

バンタム級で井上に迫る猛者不在…ネリ42位、山中45位、テテ選外
 WBA世界スーパー王者、IBF世界王者のライアン・バーネット(英国)は30位。WBA世界王者のジェームス・マクドネル(英国)は32位。昨年8月のタイトル戦の山中慎介(帝拳)戦でドーピング検査で陽性反応が出たWBC世界王者ルイス・ネリ(メキシコ)は42位、3月にネリと雪辱戦に挑む山中は45位。タイトル戦史上世界最短の“11秒KO”で話題となったWBO世界バンタム級王者、ゾラニ・テテ(南アフリカ)は50位から選外となっている。

 スーパーフライ級では圧倒的な強さから対戦相手が決まらない悲運に苦しんでいた井上。テテは井上戦に前向きな発言をしているが、格付け上、ダントツの評価にあるバンタム級の舞台でも強すぎるゆえの宿命に直面するのだろうか。

 なお、同サイトの最新版PFPでは井上、山中以外に元世界ライトフライ級王者・田中恒成(畑中)が19位、WBA世界ライトフライ級王者・田口良一(ワタナベ)が31位がそれぞれ選出されている。


https://goo.gl/ZLD4GA
THE ANSWER 2018.01.16
井上尚弥のバンタム戦線に影響は? “11秒KO男”テテが故障、次戦は4月に

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)はV7を達成し、今年はバンタム級に転向する意向を表明している。「Monster」の異名を取る24歳のマッチメークに世界が注目する中、井上との対戦を熱望している“11秒KO男”ことWBO世界バンタム級王者、ゾラニ・テテ(南アフリカ)がアクシデントに見舞われたという。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

井上と対戦希望のテテが負傷、2月のナルバエス戦は延期の方針
 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)はV7を達成し、今年はバンタム級に転向する意向を表明している。「Monster」の異名を取る24歳のマッチメークに世界が注目する中、井上との対戦を熱望している“11秒KO男”ことWBO世界バンタム級王者、ゾラニ・テテ(南アフリカ)がアクシデントに見舞われたという。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 昨年11月のシボニソ・ゴニャ(南アフリカ)戦でタイトル戦史上最短11秒でKO勝ちを果たし、世界に衝撃を与えたテテ。2月10日にアルゼンチンの猛者オマール・ナルバエスと英ロンドンでタイトル戦を行う予定だったが、練習中にアクシデントが起きた。

 記事によると、マネージャーのムラ・テンジンフェネ氏は「みんな、ゾラニが練習もフル回転で行うことはご存知の通りだと思う。彼は筋肉を痙攣させてしまったようで、歩くことができなくなってしまった」と語り、2月のナルバエス戦は延期の方針で、4月に英ベルファストで行われる見込みになったという。

 テテはWBA世界スーパー王者とIBF王者ライアン・バーネット(英国)との統一戦に加え、井上戦も視野に入れていた。記事では「彼は日本人のナオヤ・イノウエを見据えている。彼(井上)はWBOのキングとして君臨していたジュニアバンタムからバンタム級への転向の意向を表明している」と報じている。

井上との対戦意思は変わらず「治り次第、井上と対戦する責務は果たす」
 テテのプロモーターを務めるフランク・ウォーレン氏も井上との挑戦を臆せずに受ける意向をかねてから示していたが、想定外の故障を受けても、テテは井上と戦う意向は変わらないという。

「テンジムフェネは彼(テテ)の怪我が治り次第、井上と対戦する責務は依然として果たすことになるだろう、と話していた」と記事ではレポートしている。

 だが、奇しくも2014年に井上がWBO世界王者のタイトルを奪ったナルバエス戦が2か月後ろ倒しとなることが確定。“11秒KO男”のよもやの故障で、井上のバンタム級制覇の青写真にも変化が生まれるかもしれない。

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