2017年7月1日土曜日

習志野高・拓大、苦節10年35歳

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ボクシングニュース 2017年6月29日木曜日
あす日本ウェルター級暫定戦、坂本大輔vs川崎真琴
 あす30日後楽園ホールでゴングとなる「角海老ボクシング」の計量が29日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの日本ウェルター級暫定王座決定戦は、1位の坂本大輔(角海老宝石)がリミットの66.6キロ、2位の川崎真琴(RK蒲田)が66.5キロで合格した。
 坂本は4月17日、王者の有川稔男(川島)に挑戦予定だったが、有川のけがで試合は延期に。440枚売ったチケットを回収するはめになり「本当に落ち込んだ」というが、すぐに川崎との暫定戦が決まって気分上昇。今回は4月を上回る500枚のチケットを売って初タイトル戦の舞台に立つ。
 千葉・習志野高、拓殖大と名門コースを歩みながらアマでは国体2位が最高成績。プロでもここまで13勝8KO8敗3分と苦労を重ねてきた。初のタイトル奪取に向け坂本は「ウェルターに上げて3年。高校時代以来となるプロテインを飲んで、筋トレをした。たぶんパワーはすごいです。必ず勝つイメージができている」と自信たっぷりだ。
元世界王者の内山、八重樫、木村悠、粟生が観戦
 あすの試合には拓殖大の先輩、内山高志(ワタナベ)、後輩の八重樫東(大橋)、習志野高の後輩、粟生隆寛(帝拳)と木村悠(引退)が応援に駆け付ける。4人の元世界王者の後押しを受け、坂本が悲願のベルト獲得に挑む。
 一方の川崎もタイトルマッチは初めての舞台だ。キックボクシング出身で、キックではタイトルマッチの舞台に立てなかっただけに「ベルトへの執着心はだれよりもあると思う」と今回の試合にかける思い人一倍強い。
 実績から言うと坂本が上になるが、「パンチはあると思うけど、そんなにうまい選手じゃない。そこをうまく突きたい」と王座獲得に意欲を見せた。



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ボクシングニュース 2017年6月30日金曜日
坂本大輔が川崎真琴に判定勝ち、日本W級暫定王者に

 日本ウェルター級暫定王座決定戦が30日、後楽園ホール「角海老ボクシング」のメインイベントで行われ、同級1位の坂本大輔(角海老宝石)が同級2位の川崎真琴(RK蒲田)に3-0判定勝ち。スコアは97-94、97-93×2だった。坂本はけがで戦線離脱の正規チャンピオン、有川稔男(川島)との統一戦を義務付けられる。
 パワーに自信を持つ坂本がプレスをかけ、ボディから顔面へパンチをつなげ、川崎は打ち終わりを狙うという展開。川崎は2回に左フックを合わせ、坂本が右目じりをカットした。坂本はミスブローを気にせず、手数で上回って攻勢をアピール。4回に川崎の左が決まるも、坂本はここから右フック、アッパーで川崎を下がらせる。5回終了時の採点は49-46×2で坂本、48-47で川崎と割れた。
 坂本は5回に失速したかに見えたが、6回に再び攻勢に出る。川崎はこれにカウンターで対抗。終盤に入っても展開は変わらず、坂本は前に出てボディブローで削り、時折アッパーも決めた。川崎は右カウンターをヒットする場面もあるが、待ちの姿勢で手数がどうしても伸びない。結局、終始攻撃的だった坂本に軍配が上がった。
 坂本は4月に有川への挑戦が決まっていながら、有川のけがで試合は延期となり、この日の暫定王座決定戦を迎えていた。初タイトル獲得の坂本は「有川選手の試合がなくなった時点ですごい落ち込んだけど、家族がすごい力になってくれた。10年目でやっと獲れてほんとによかったです!」と喜びを口にした。戦績は14勝8KO8敗3分。川崎は9勝2KO5敗1分。

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スポニチ 2017年6月30日 22:26
坂本大輔 判定勝ちで暫定王者に!次男に感謝「運が舞い込んでくる」
 ボクシングの日本ウエルター級暫定王座決定10回戦は30日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位の坂本大輔(35=角海老宝石)が同級2位の川崎真琴(33=RK蒲田)に3―0で判定勝ちし、暫定王者となった。正規王者・有川稔男(川島)の負傷により暫定王座が設けられたもので、坂本は次戦で有川との王座統一戦が義務づけられる。タイトル初挑戦で初獲得の坂本は25戦14勝(8KO)8敗3分け、川崎は15戦9勝(2KO)5敗1分けとなった。
 試合は坂本が前進してボディー中心にパワーパンチを振るい、川崎がやや距離を取りながら右のカウンターを狙う展開。坂本は2回に右目上、9回には左目上をカットしたが、ひるむことなく前に出続け、右アッパーも有効に使いながら攻め立てた。5回終了時の公開採点は2―1でリード。後半は川崎もカウンターを当てて盛り返したが、最終的にはジャッジ1人が97―94、2人が97―93でいずれも坂本を支持した。
 坂本はリング上で生後6カ月の次男・丈輔くんを抱き、喜びに浸った。控え室では拓大の1年後輩、前IBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(大橋)の祝福を受け、「八重樫が言っていたとおり、子供が生まれると運が舞い込んでくる」と笑顔を見せた。1カ月前に同僚で元日本スーパーライト級王者の岡田博喜にスパーリングでボコボコにされ、10ラウンドの予定を9ラウンドでストップされるほどの不調に陥ったが、この日は木内勲トレーナーに教わったジャブとボディーを休むことなく出し続けた。
 高2から習志野高でボクシングを始めたが、国体準優勝が最高。デビュー直後の2007年には傷害事件を起こして逮捕され、10カ月の謹慎処分も受けた。悲願のベルト獲得に角海老宝石ジムの鈴木真吾会長からは「これで引退すれば」と声をかけられたが、8月に36歳になるベテランは「やりますよ。ボクシング大好きですよ。一度も嫌いになったことありません」と答えた。王座統一戦では、7勝8敗と負けが先行していた3年前に1回KO勝ちした有川と再戦する。3年かけてウエルター級の体格をつくったとあり、「真っ向勝負で行きます」と意気込んだ。

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スポニチ 2017年7月1日 05:30
35歳坂本 3―0判定勝ち!苦難乗り越えて悲願の初ベルト
日本ウエルター級暫定王座決定戦   ○同級1位・坂本大輔 判定3―0 同級2位・川崎真琴● ( 2017年6月30日    後楽園ホール )
 35歳の坂本大輔(角海老宝)がプロ11年目で暫定ながら悲願の初ベルトを獲得した。
 両目上から流血しながらもボディーを中心に手を出し続け、3―0の判定勝ち。「長くやっているといいことがありますね」とほほ笑んだ。一時はお笑い芸人を目指して吉本の養成所入り。デビュー1年目には傷害事件で逮捕されるなど苦難続き。負傷中の正規王者・有川稔男(川島)との王座統一戦へ「真っ向勝負したい」と意気込んだ。


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