2017年5月14日日曜日

心技体を調えて試合に臨む

岩手日報 2017年5月14日(日)
八重樫「新鮮な気持ちで」
ボクシング・21日王座統一戦
3度目防衛へ練習公開
【東京支社】国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級王者の八重樫東(大橋、北上市出身、黒沢尻工高 拓大)は13日、横浜市の大橋ジムで王座統一戦(21日、東京・有明コロシアム)に向けた練習を公開した。3度目の防衛に向け「一筋縄ではいかない相手。心技体をしっかりつくって試合に臨みたい」と気合を込めた。
 スパーリングは既に打ち上げ、この日はミット打ちやサンドバッグ打ちでフットワークやコンビネーションを確認。ミット打ちては右ストレートに切れがあU、激しくボディーに打ち込むなど力強さを感じさせた。
 34歳の王者は調整について「けがもなく順調」と語り、「世界戦もたくさんやらせてもらっている。新鮮な気持ちで試合に向かっていけるよう気合を入れて臨みたい」と闘志を燃やした。
 対戦相手の暫定王者、ミラン・メリンド(フィリピン)は攻防兼備の強敵で接戦が予想される。八重樫は「非常にまとまったボクサー。全てにおいてレベルが高い」と警戒した。
 大橋秀行会長は「今回の相手もいい選手だが、最後はみんなが期待している激闘になると思う。中盤から終盤、八重樫のハートに期待している」と語った。

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