2017年4月1日土曜日

負傷ドロー

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ボクシングニュース 2017年4月1日土曜日
五十嵐俊幸とカルタヘナは3回負傷ドロー
1日夜後楽園ホールで行われたフライ級10回戦は、WBO世界フライ級1位の五十嵐俊幸(帝拳)が同10位ミゲール・カルタヘナ(米)と3回49秒負傷ドロー。注目の世界ランカー対決はあっけない結果に終わった。
「世界前哨戦」と銘打たれた一戦。サウスポーの五十嵐はやや精彩を欠いた動きで、カルタヘナの軽い右を食らうシーンが目立った。立て直しが期待された3回、五十嵐が顔をしかめた。偶然のバッティングで左目上から出血。ぶつけたカルタヘナも前頭部を負傷していたが、五十嵐の傷は深く、一度は再開されたもののすぐさま再度ドクターチェックが入り、ここで飯田主審がストップした。
 消化不良の結末に当然両者の表情は冴えない。コミッションドクターの診断を受けた五十嵐は眼窩底骨折の疑いもあり病院へ直行した。浜田剛史・帝拳代表も「練習量も積んで臨んだ試合だったが、しょうがない。本当ならここで結果を出したかったが……」と渋い表情だった。五十嵐は23勝12KO2敗3分、カルタヘナは15勝6KO3敗1分となった。

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日刊スポーツ 2017年3月31日14時25分
五十嵐俊幸4年ぶりフライ級戦 世界へ「前哨戦」
 ボクシングの元WBC世界フライ級王者五十嵐俊幸(33=帝拳)が、再び世界の頂点に立つために負けられない前哨戦に臨む。
 「ダイナミックグローブ560」(4月1日、東京・後楽園ホール)の前日計量が31日に都内のJBCで行われ、フライ級10回戦に臨む五十嵐が50・8キロのリミット一杯、IBF、WBO世界フライ級10位ミゲール・カルタヘナ(米国)が50・6キロでパスした。
 13年4月8日、初防衛戦で八重樫東(大橋)にWBCのベルトを奪われてから、4年近くが過ぎる。以降は1階級上のスーパーフライ級に上げて2階級制覇を目指してきたが、ぶつかったのは力の壁だった。「どうしても、もともとパワーがないので、差を強く感じる部分があった」。体格の有利を生かせるのは、かつて王者となった階級と心を定め、再びフライ級を主戦場にする気持ちを固めた。今試合が実に4年ぶりの同級でのリングとなる。
 世界ランカーと対戦するのも、八重樫に敗れて以来となる。「一筋縄ではいかない」と気は引き締めるが、普段の食生活の節制を徹底した結果、かつてほどの減量苦にも悩まされず、直前まで練習に励めた手応えも大きい。表情もげっそりした感じはなく、口調も滑らかだった。最新ランクではWBOのフライ級で2位から1位に上がった。「これこそ前哨戦。しっかり勝ちたい。次は世界と言ってもらえる戦いをしたい」と士気を高めた。

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