2017年3月24日金曜日

数々の困難にも…現代の武士道…

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新聞広告報766号<話題の広告事例> 2016/7/21
複数社協賛・連合広告 - 日本新聞協会
創刊140周年記念特集「武士道×八重樫東」
















〈広告出稿の意図・ねらい〉
岩手日報創刊140周年を記念して、県民に感謝を伝えることを目的とした別刷りのカラー広告特集です。地元・北上市出身で世界3階級を制覇したボクサー・八重樫東選手を起用し、郷土の偉人、新渡戸稲造の名著「武士道」の言葉とともに紹介しました。現代の県民の象徴としての「八重樫東」の姿を「武士道」の言葉を重ね合わせることで、東日本大震災を含め、三度の大きな津波被害など、数々の困難にも屈せず、立ち上がって歩み続ける県民をたたえる内容としました。

〈広告の内容・コンセプト〉
ボクサーの撮影経験が豊富で、自身も交通事故の影響により片腕が動かず、口でシャッターを切る独自のスタイルで撮り続ける「片腕のカメラマン」林建次氏をカメラに起用。ボクシングのプロライセンスを持つ女性デザイナー・横尾美杉氏がデザインを担当しました。ボクサーの内面を理解する2人により、「懸命に悔いなく」という八重樫選手自身の言葉そのままに闘い続ける躍動感ある姿、不屈の精神を伝える内容になっています。制作のために取材したタイトルマッチ自体が、前半は押されながらも中盤・後半と押し返し逆転勝ちする内容だったことから、ストーリーとそれぞれのシーンに合った言葉を「武士道」の中からピックアップし、「不死鳥」「勇気」「礼」などの象徴的な言葉で紙面を制作しました。
記念特集の趣旨説明として、津波や救援活動など東日本大震災の写真に重ね、不屈の精神をたたえる県民へのメッセージを掲載しました。

〈広告掲載後の反響〉
「武士道と八重樫選手のコラボ紙面。鳥肌が立つくらいカッコよかった!」「今日の新聞は140年先もきっと残る」「これぞ岩手県民です。武士道の著者、新渡戸の故郷には、やはり武士道が息づいています」などの反響が届くとともに、県外からも紙面購入希望の声が寄せられました。
広告主:JA全農いわてなど協賛17社
企画:岩手日報社
掲載紙:岩手日報
扱い
掲載日:2016/7/21
制作:横尾美杉
スペース/回数/色:別刷り16ページ/カラー




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