2017年1月29日日曜日

三浦選手最終回KO勝ち

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ボクシングニュース 2017年1月29日日曜日
バルガス王座陥落、三浦隆司の標的はベルチェットに
 米カリフォルニア州インディオのメインイベント、WBC世界S・フェザー級タイトルマッチは、挑戦者ミゲール・ベルチェット(メキシコ)が王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)に11回2分19秒TKO勝ち。バルガスは2度目の防衛に失敗した。
 前WBO同級暫定王者のベルチェットが初回から長いリーチを生かし、ジャブ、右から返しの左フックでなどをヒットしてチャンピオンに迫った。バルガスもアグレッシブに打って出たため、試合はほどなくして激しい打撃戦に突入。有効打で上回る挑戦者がリードしてラウンドは進行した。
 中盤に入っても、ベルチェットが序盤よりやや勢いを落としながらも、顔を跳ね上げるような印象的なパンチを要所で打ち込み、バルガスにダメージを与えていった。バルガスは盛んに手数を出していくが、なかなかペースを引き込むことができない。
 バルガスはラウンドを重ねるごとに顔面を腫らし、左目上部から出血。ベルチェットは9回に攻勢に出て、バルガスは出血がひどくなっていく。11回、ベルチェットが攻め込んだところで主審が割って入った。
 10連続KO勝利で戴冠のベルチェットは31勝28KO1敗。2年連続で年間最高試合を獲得していた激闘男バルガスは初黒星。戦績は23勝17KO1敗2分となった。

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ボクシングニュース 2017年1月29日日曜日
三浦隆司が最終回KO勝ち、WBC挑戦者決定戦
 WBC・S・フェザー級王座決定戦が28日(日本時間29日)米カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・リゾート&カジノで行われ、前王者で同級1位の三浦隆司(帝拳)は同2位ミゲール・ローマン(メキシコ)に12回53秒KO勝ちした。
 三浦がアメリカのリングに立つのは2015年11月、現王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)に敗れて以来。王座返り咲きに燃える三浦はひと回り小さいローマンに対し、低い姿勢をキープしながら、ボディ攻撃でメキシカンを崩しにかかった。
 三浦はパンチ力で上回ったが、インサイドに入って手数をまとめるローマンの攻撃に手を焼いた。中盤は細かいパンチをもらいながらも、ボディブローを打ち込む我慢のボクシング。やや劣勢にも見えた三浦は5回、フットワークを使って流れを変えようと試みたが、大きく流れを変えるにはいたらなかった。
 三浦は7回にエンジンをふかし、思い切って強打を振り回していった。ローマンは三浦のボディブローが効いてきたのか、少しずつではあるものの序盤の勢いはなくなってくる。8、9回と三浦は圧力をかけて左を打ち込み、劣勢のローマンも懸命の打ち返すという展開。三浦は弾も少なくないが、ローマンの消耗が目立ってきた。
 迎えた10回終了間際、三浦が思い切り踏み込んで左フックをボディに叩き込むとローマンがダウン。三浦は11回にも連打を見舞って2度目のダウンを奪った。そして最終12回、左ストレートでローマンを仰向けにし、10カウントを聞かせた。
  9回までの採点はジャッジ2人が87-84、86-85でローマンの優勢。もう一人が86-85で三浦だった。苦しい試合をものにした三浦は「キツイ試合だった。ボクシングを組み立てようと考えているうちに相手のプレッシャーに巻き込まれた。途中からやるかやられるかだと気持ちを切り替えて出た。毎回激闘になってしまって…。米国で一度負けているので、こちらで勝てたことはうれしい」とコメントした。31勝24KO3敗2分。連勝が18で止まったローマンは56勝43KO12敗。

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