2017年1月16日月曜日

プロ野球のマッチョ化

https://goo.gl/grjiWl
八重樫東選手のtwitter ‏@yaegashi0225 3:59 - 2017年1月15日
 八重樫東さんが桑原弘樹をリツイートしました
サプリメント、ウェイトコントロールの師匠桑原さん、お世話になっておりますm(_ _)m

桑原弘樹 @powerprolove
大谷や藤浪が挑むプロ野球のマッチョ化トレンドは正解か?危険か?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160123-00000003-wordleafs-base … #Yahooニュース

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 桑原弘樹 ‏@powerprolove  17 時間17 時間前
@yaegashi0225 八重樫チャンプは多くのアスリートのお手本だと思います。

 八重樫東 ‏@yaegashi0225  8 時間8 時間前
@powerprolove とんでもないです( ノД`)桑原さんのおかげで減量が本当に効率よくできるようになりました(´∇`)いつもありがとうございます!

https://goo.gl/ubNN9S
yahooニュース THE PAGE 2016/1/23(土) 12:00配信

大谷や藤浪が挑むプロ野球のマッチョ化トレンドは正解か?危険か?

プロ野球の自主トレも、そろそろ打ち上げとなるが、体重増加に取り組んでキャンプインを迎える選手が少なくない。オフに100キロオーバーを果たした日ハムの大谷翔平(21)、5キロ増の97キロにした阪神の藤浪晋太郎(21)、横浜DeNAの梶谷隆幸(27)も一日5食とハードトレで約10キロ増量に成功、過去最重量となる88.5キロの肉体を作り上げた。昨年は、京大初のプロ野球選手として話題を集めたロッテの田中英祐投手(23)も約2キロ増量したという。また阪神の金本新監督は、強制的にウェイトトレーニングに時間をかけるキャンプスケジュールを組み、チームを丸ごとマッチョ化させる計画を練っている。
 過去に増量、マッチョ化を成功につなげたダルビッシュ有の例があり、若手の“増量作戦”は今やプロ野球界のトレンドだが、果たして正解なのか、それともリスクを伴う取り組みなのか。
 桑原塾の塾長で、サプリメントとトレーニングに関しての第一人者、桑原弘樹氏は、「ウサイン・ボルトを見てもらうとわかるが、アスリートは体がでかい方が有利。野球の場合、単純にピッチャーの速いボール、バッターのバットスイングの速さを生み出すには、筋力が必要になってきます。
 しかし、やみくもに筋肉を肥大させると、競技によって、体が扱いにくくなります。競技特性に適応した増量が必要で、ピッチャーと野手によっても、つけなければならない筋肉が違ってきます。つまり筋量を増やすことは、パフォーマンスをアップさせることにつながります。だが、脂肪は力を生み出さないため、どの筋肉をどんな方法で、どんな期間で、どう肥大させるかが重要。体重をただ増やすことに意味はありません」と言う。

 桑原氏は、まず体重の増やし方が正しいかが問題だという。
「トレーニングと栄養で筋量は増えます。食べることよりトレーニングが最初。どこにどんな筋肉をつけるのかを考えた専門家の指導を受けた正しいトレーニングで、肉体にスイッチを入れ、しかもピリオダイゼーション(期分け)と言われるトレーニングの計画性が重要です。急激な増量をすると、脂肪が一緒に増えて、筋肉が動くための効率が落ちます」
 桑原氏は、ボクシングで3階級制覇に成功した八重樫東らの格闘家や、プロゴルファーなど多くのトップアスリートを指導してきた。野球選手では、オリックスの糸井嘉男や阪神の伊藤隼太にサプリメント指導をしているが、「オフの間に体を鍛えたい」という選手に「目的は?」と聞くと、ほとんどの場合、「来シーズンのために」という答えが返ってくるという。だが桑原氏は、「その考えが間違いだ」と指摘する。
「3年後に理想の肉体を完成させるイメージを持つべきなのです。体格によって個人差はありますが、一般的には、1か月に2キロ以上を急激に増やすと、脂肪を伴った増量となり筋肉の効率が落ちると言われています。できるならば、1か月に1キロ、5か月で5キロを増やして、次に2か月をかけて3キロを減らす。すると正味の筋肉が2キロ増えるわけです。そういう作業を根気強く続けながら、3年後にバランスのとれた肉体を作るのが理想。一日に何食も食べたりして、急ぎすぎる増量は逆効果です」
 大谷は100キロ強まで増やした体重を3キロほど絞ってキャンプインの考えだというが、これはピリオダイゼーションと呼ばれる作業で、桑原氏は「専門家の指導や本人に知識があるのではないか」という。

 また、どこをどう増やすかも意識しておかねばならない点。
「バランスが最重要ですが、競技特性によって鍛える場所は変わってきます。例えば投手は、下半身の力を上半身に伝え、そこに旋回力や腕のしなりを利用して捻出したエネルギーをボールに伝えます。腕に無駄な筋肉をつけると、しなりがなくなり、逆に筋肉が邪魔をします。大切なのは下半身、体の軸となる部分の筋肉を徹底して鍛えること。また筋肉がつくことによって技術も変わってくるでしょう。
 例えば野手がパワーをつければ反動を使わなくともバットスイングを速くすることができるのでメジャー型の技術に変えていく必要も出てきます。シーズンを通じて体重を維持するためのトレーニングが必要なケースもあります。トレーニングによって得た肉体の変化に応じた技術会得が必須で、そのあたりを細やかに専門家の指導を受けながらリンクさせていかねばなりません」と桑原氏。
 体重増加には、リスクもある。故障発生の危険性が少なからず高まるのだ。現役時代の清原和博も、急激な肉体改造が原因のひとつとなって下半身の故障が続いた。
 桑原氏は、「体重を増やすので関節への負担が増します。膝や腰の故障リスクが出てきます。ピッチャーの場合、肘を痛めることが問題になっていますが、実は、大きくなったエネルギーを使う際、肘という小さな関節に負担が集まることが問題なのです。筋肉が肥大することと肘の故障は関係がないように思われがちですが、そうではないんです。
 トレーニングを続けながら同時に関節のケア、特に食品からは摂取できず、肉体から作りだすコンドロイチン、コラーゲン、グルコサミンなどの栄養を恒常的に摂取しておく必要があります」と警告する。体重増量トレンドが持つ最大の危険性がここにある。
 昨季は、首痛などの故障に苦しんだ巨人の阿部慎之助は、『脈拍数ダイエット』で12キロの減量に挑んでいる。筋量が落ちてパワーはダウンするが、関節など故障負担は減るだろう。技術力の高い36歳のベテラン。パワーよりもコンディショニングに重点を置く考え方に落ち着いたのも理解できる。肉体の成長が止まる20代中盤までに理想的な肉体を作り上げておくのが、マッチョ化トレンドの秘訣なのかもしれない。

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