2017年1月1日日曜日

筋肉の鎧


応援ありがとうございました。

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日刊スポーツ 2016年12月30日21時24分
井上尚弥V4、八重樫V2/ボクシングW世界戦詳細
<プロボクシング:ダブル世界戦12回戦>◇30日◇東京・有明コロシアム
 WBOスーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は、挑戦者で元WBA王者の河野公平(ワタナベ)に6回TKO勝ちし4度目の防衛に成功した。
 IBFライトフライ級王者の八重樫東(大橋)はサマートレック・ゴーキャットジム(タイ)に12回TKO勝ちし2度目の防衛を果たした。
 ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(帝拳)はプロ12戦目のノンタイトル10回戦で3回KO勝ちした。
ダブル世界戦
◆WBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦
◇東京・有明コロシアム
井上尚弥
(23=大橋、同級王者)
6回TKO 河野公平
(36=ワタナベ、元WBA王者)

【2回】右フックの連打で激しく攻める河野に対し、井上はガードをかためながら左右のボディーを確実にヒットさせる
【4回】残り10秒。井上は、足が止まり始めた河野に左右のフックを浴びせラッシュをかける
【5回】井上は右のショートアッパーをヒットさせ、右手をグルグル回す。河野は残り1分30秒すぎ、ガードの下がった井上の隙を見逃さず左右のフックで応戦し一瞬井上がフラリとするシーンも
【6回】井上はゴングとともにラッシュ。最後はカウンターから左フックで2度のダウンを奪ってTKO勝ち。4度目防衛に成功
<井上コメント>
「河野さんはタフだとわかっていた。最後のパンチは作戦通り。(応援してくれた家族に)前回の試合終わってから家族でゴタゴタがあったけど、そんな中、支えてくれたのが家族だった。(防衛戦まで)いい形で練習できた」

◆IBFライトフライ級タイトルマッチ12回戦
◇東京・有明コロシアム
八重樫東
(33=大橋、同級王者)
12回TKO サマートレック・ゴーキャットジム
(32=タイ、同級8位)
【12回】左のボディーブローで相手のスタミナを奪ってきた八重樫は、ファイナルで左右のストレートを連打、相手の顔面に次々とヒットさせた。ダウン寸前の相手だったが、レフリーストップでTKO勝ち
<八重樫コメント>
「もっと早く詰められたけどやりにくった。(12回は)陣営からゴーサインが出た。しっかり倒せてよかった」。子供3人とリング上で喜びを分かち合った八重樫は「この子たちと(合宿で)1カ月離れていたので今はうれしい」

ノンタイトル
◆ミドル級ノンタイトル10回戦
◇東京・有明コロシアム
村田諒太
(30=帝拳、IBF、WBO3位)
3回KO ブルーノ・サンドバル
(25=メキシコ)
【3回】残り40秒。村田は左ジャブをカウンターであわせて、コンビネーションから強烈な右ストレートを相手顔面にヒット。相手からダウンを奪い10カウント
<村田コメント>
「1年半ぶりの(国内)試合で判定ならボロクソ言われると思っていたので安心しています。(KOの場面は)相手がスリップと言っていたので心配したけど拳の感触はあった。今日の相手に勝てて自信になった。世界チャンピオンになりたい」

https://goo.gl/JZ6U6R
日刊スポーツ 2016年12月30日22時9分
八重樫東、TKOでV2「しっかり倒せてよかった」
<プロボクシング:IBFライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・有明コロシアム
 同級王者の八重樫東(33=大橋)は、サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)に12回TKO勝ちし2度目の防衛を果たした。
 序盤から相手の動きをみながら左ボディーを中心に相手のスタミナを奪った。相手の足がとまった最終12回にラッシュ。得意の右ストレートを次々と相手の顔面に浴びせてTKO勝ちした。
 八重樫はリング上で次女を抱っこしながら満面の笑み。「もっと早く詰められたけどやりにくった。(12回は)陣営からゴーサインが出た。しっかり倒せてよかった」。子供3人とリング上で喜びを分かち合った八重樫は「この子たちと(合宿で)1カ月離れていたので今はうれしい」と細い目尻を下げていた。

https://goo.gl/pBQR2z
日刊スポーツ 2016年12月30日22時52分
八重樫東V3戦へ意欲「次はもう少しいい試合を」
<ボクシング:IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・有明コロシアム
王者八重樫東(33=大橋)が12回TKOでV2に成功した。
 同級8位サマートレック・ゴーキャットジム(32=タイ)を序盤から本来のフットワーク、スピード、テクニックで圧倒。大橋会長から8回には「プロなんだから倒せ」とゴーサインが出た。「中途半端で攻めあぐねた」が、最終回にコーナーへ追い詰めての連打にレフェリーストップ。12回2分13秒TKO勝ちした。
 11回までの採点はジャッジ1人が満点、残り2人も挑戦者にポイントをつけたのは1回だけの快勝だった。「動くことはできた。そこから落としきれなかった。最後は力技。ごり押しになったが倒せてよかった」と、珍しく傷のない顔で反省もホッとした表情を見せた。王座を守って年越しを果たしたが「先輩の王座返り咲きにつなげられた。少しは刺激になってくれれば」。大みそかに同じ拓大出身の内山への王座奪回へ、後押しになることを願った。
 V3戦は90日以内に暫定王者の同級1位ミラン・メリンド(フィリピン)と指名試合での統一戦が義務付けられている。「ケガもなく、次はもう少しいい試合を」と意欲的だった。

https://goo.gl/Ts1JKQ
日刊スポーツ 2016年12月31日9時49分
八重樫東に完敗挑戦者「井上の方が強かった」強がり
<ボクシング:IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・有明コロシアム
IBF世界ライトフライ級王者八重樫東(33=大橋)が左肩完治を示すV2に成功した。同級8位サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)を圧倒し、最終回に連打でレフェリーストップの12回2分13秒TKO勝ち。
 挑戦者サマートレックは八重樫について「力強くてスピードがあった」と脱帽した。序盤は相手の動きを見てかわしながら、タイミングよく攻めに転じる作戦だったが通用せず、徐々にロープを背負う場面が増えた。ただ、対戦経験のある井上と比較して「向こうの方が速いし、パンチも強かった。(チャンスは)あると思った」と強がった。











https://goo.gl/GfcT2X
日刊スポーツ 2016年12月31日9時50分
八重樫東傷なしV2、ウルフばり筋肉の鎧で肩痛克服
<ボクシング:IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇30日◇東京・有明コロシアム
IBF世界ライトフライ級王者八重樫東(33=大橋)が左肩完治を示すV2に成功した。同級8位サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)を圧倒し、最終回に連打でレフェリーストップの12回2分13秒TKO勝ち。4月に左肩を痛めて8カ月ぶりの試合も、腕立て伏せなど大相撲の横綱千代の富士流トレーニングの成果を発揮した。V3戦は来年3月にも暫定王者の同級1位ミラン・メリンド(フィリピン)と指名試合となる。
 八重樫は最後の最後に仕留めた。大橋会長から8回には「プロなんだから倒せ」とゴーサイン。「中途半端で攻めあぐねた」が、最終12回にコーナーへ追い詰めての連打にレフェリーストップ。「最後は力業のごり押しも倒せてよかった」と、珍しく傷のない顔でホッとした表情を見せた。
 V1戦の3週間前の4月に左肩を痛めた。関節唇と肩甲下の筋損傷。左はジャブだけで2-1の判定で防衛したが、7月になっても痛みが引かず1試合回避。医師には手術を勧められたが、復帰まで最低1年とも言われた。手術は拒んだが引退もよぎった。効果があると聞いた治療はすべて試し、おはらいにも行った。
 そんな時に肩の脱臼癖があった千代の富士が頭に浮かんだ。軽量もウルフと呼ばれた筋骨隆々の肉体は、腕立て伏せ1日1000回などで作り上げた。八重樫も「筋肉のよろいを着けるように、周りの筋肉を大きくして固めよう」と考えた。
 昨年からフィジカルトレーニングの指導を受ける和田良覚氏との意見も一致した。腕立て伏せ、逆立ち、懸垂など、器具は使わずに自分の体重を使った自重筋トレ。9月には痛みが和らぎ、10月にはパンチを打てるようになった。試合後も「まったく問題なく振れた」と、あの苦しみを完全に乗り越えた。
 激闘王と呼ばれるが、序盤から本来のフットワーク、スピード、テクニックで圧倒した。「動くことはできたがそこから落とせなかった」と反省。次は90日以内という暫定王者メリンドとの統一戦が待つ。「ケガもなく、次はもう少しいい試合を」と意欲満々だ。
 王座を守って年越しを果たした。「先輩の王座返り咲きにつなげられた。少しは刺激になってくれれば」。今日31日に世界王座奪還に挑む、同じ拓大出身の内山への後押しになることを願った。

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