森坂、惜しい敗戦

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ボクシングニュース  2016年8月11日木曜日
リオ五輪　B級の森坂嵐が惜敗、日本勢姿消す
　リオデジャネイロ五輪のバンタム級2回戦が現地時間の10日行われ、日本代表の森坂嵐（東京農業大学2年＝写真）はヨーロッパ予選3位のアラム・アバクヤン（アルメニア）に1-2判定負けした。
　試合は最後まで接戦だった。森坂は1ラウンド、ジャブと左右のボディブローを駆使して好スタートを切ったかに見えた。アバクヤンは2ラウンドに圧力を強め、森坂は手数こそ出しているものの、やや被弾が目立つ印象。3ラウンドは森坂も懸命に手を出し、ほぼ互角の展開だったが、最終スコアは29-28×2でアバクヤン、29-28で森坂と惜しくも及ばなかった。
　今大会の日本勢は森坂とライト級の成松大介（自衛隊体育学校）の2人が出場。成松も2回戦で敗れており、これで日本勢はすべて姿を消した。

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B.N.T　BoxingNews&Topics  2016.08.11
森坂嵐登場！バンタム56kg級1回戦

リオ五輪ボクシング男子バンタム56kg級日本代表の森坂嵐が初戦に挑んだ。
成松が敗れ、残るは森坂のみ。何としても生き残ってもらいたい森坂は、アルメニア代表のアラム・アバギャンと激突した。
【リオ五輪】バンタム56kg級1回戦・森坂嵐VSアラム・アバギャン
1R、両者ともにスタンスはオーソドックス。日本代表の森坂は、コンビネーションを放つ中でボディーブローを効果的に決めた。ワンツーからボディー、軽いヒットながら、ボディーブローからアッパーカットを打ち込む。
初回の採点は、10-9×2、9-10で森坂がリード。

2R、劣勢に立たされたアバギャンが反撃に出る。
プレッシャーをかけながら回転の速い左右のフックで森坂を下がらせた。森坂も右オーバーハンドから左フックを決めて抵抗したが、2Rはアルメニア代表が優勢に進めた。
2Rまでのポイントは、19-19×2、18-20でトータル0-1。最終ラウンドで勝敗が決する形になった。

3R、粘りが身上の森坂は、勝利を手にすべくストレートのカウンター、オーバーハンド、ボディーブロー、離れ際に左フックをヒットさせる。一方、アバギャンは左右のフック、打ち下ろしの右で対抗した。
ジャッジ泣かせの最終ラウンドを終え、緊張の判定へ・・・。結果、29-28、28-29×2、1-2のスプリットデシジョンで森坂は敗退。

十分勝てた相手だっただけに惜しい敗戦となってしまったが、まだ20歳の森坂。4年後、日本で開催される東京オリンピックでヒーローになってもらいたい。