2016年5月14日土曜日

ESPNパウンド・フォー・パウンドランキング

http://goo.gl/XCsg5l
B.N.T BoxingNews&Topics 2016.05.14
ESPN・PFPに井上尚弥、山中慎介が登場
PFPと言えば『The Ring(リング誌)』が一般的だが、世界的著名ボクシングライター、ダン・ラファエルを擁するESPNのパウンド・フォー・パウンドランキングも十分注目に値する。発表されたランキングを御紹介しよう。

ESPNパウンド・フォー・パウンド最新ランキング発表
ダン・ラファエルら9人で選定されるESPNパウンド・フォー・パウンドランキングが発表された。選出方法はポイント制になっており、1位に10ポイント、2位に9ポイント、3位に8ポイント、以下同じ具合に順位に応じたポイントが与えられ、総合点でランキングが決められる。

1位はフロイド・メイウェザーもPFPKINGと認めるローマン・ゴンサレス
9人中8人がゴンサレスを1位とし、残りの1名が2位に選定した。惜しくも全会一致とはいかなかったが、断トツとなる合計ポイント89でパウンド・フォー・パウンドキングと評価された。
Showtimeのインタビューで「PFP最強は誰か」と聞かれたフロイド・メイウェザーも、迷わずゴンサレスの名前を挙げており、完全に現代の最強ボクサーとして認知されている。

ESPN・PFPランキングトップ10
1位から10位は以下のとおり。

ローマン・ゴンサレス(89ポイント)
ゲナディ・ゴロフキン(78ポイント)
セルゲイ・コバレフ(68ポイント)
アンドレ・ウォード(57ポイント)
サウル・アルバレス(49ポイント)
テレンス・クロフォード(40ポイント)
ギレルモ・リゴンドー(27ポイント)
ティモシー・ブラッドリー(23ポイント)
ファン・フランシスコ・エストラーダ(15ポイント)
ミゲール・コット(10ポイント)

トップ10には入らなかったものの、井上尚弥と山中慎介もポイントを獲得
選定委員のいずれかがPFPトップ10に挙げなければ獲得できないポイントを日本人2選手が獲得している。
山中慎介は1ポイント獲得、ビクトル・ポストルと並んで17位タイに
世界中の選手の中で、このポイントを獲得したのは18人のみ。WBC世界バンタム級王座を10度防衛中の山中慎介が、この一角に入った。7月23日、PPV興行でテレンス・クロフォードと激突するビクトル・ポストルも山中と同じ1ポイントだった。
井上尚弥は9ポイント獲得、単独11位
井上尚弥は10位に入ったミゲール・コットにわずか1ポイント差でトップ10入りを逃したが、11位となり、評価は上昇の一途をたどっている。『The Ring』のパウンド・フォー・パウンドランキングに続き、上位十傑に入るのも時間の問題だろう。

ESPNのほうが純粋な海外の評価と言える
『The Ring』の選定委員にはジョー小泉氏が名を連ねていると言われているが、ESPNの選定委員は海外の専門家のみ。まさに純粋な海外の評価があらわれていると言っていいのではないか。
リング誌ほどの伝統はない。トップ10に入らなければ日本で報道されることもないだろう。だが、これまた世界に誇ることができる快挙だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿